Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

台風一過:ゴールデンウィークが過ぎ去り

気が付いたらもうゴールデンウィークが終わっていた。

 

(どうでもいいけどMikaのMTVを見るたびに世界は変態に優しいと思う。)

 

昨日、家から歩いて中目黒の小洒落た光明泉という銭湯に行った。そしたら、脱衣所には背中に立派な刺青が入った青年二人が、「俺、明日仕事だわ、全く嫌になる」とぼやいていた。

どうやら彼らはドカタの仕事をしているらしく、それからペンキ塗りの話に移り、二人でガヤガヤと話していた。

刺青を入れていても、明日の仕事が嫌なのかと思ったが、まあそれもそうだろう。世の中に「やったぜ!明日の仕事が楽しみで夜眠れない!」という人は非常に稀だし。

 

結局、人は毎日同じことをやると飽きる。それは一つの絶対的な真理だとは思う。皆が憧れているプロ野球選手やサッカー選手、歌手だって一部の恵まれた人たち意外は軒並みそう思っているだろう。

 

ある程度のプレッシャーはいい刺激になるが過剰なプレッシャーは、ただただ重い。ただ上を目指すとプレッシャーもきつくなるし、自由度もない。それはどの世界も同じことだ。

 

だから、これからの時代はきっと色々な分野に手を広げて、様々な可能性を探った方が人生楽しいかもしれない。

 

自分自身、いつもやってから考える人間だ。起業したときも、オンライン英会話スクールを立ち上げたときも、ブエノスアイレスに行ったときも基本、先のことは何もあまり考えていなかった。

 

なぜなら、人生やってみないとわからないからだ。やってみてからたくさん失敗もしたし、それなりに成功したこともある。だけど、別に後悔したことはない。

 

いつも思うけど、後悔する暇があるなら、新しい失敗をしでかした方がまだ人生楽しいと思う。

 

来年の今頃も今年のように、ゴールデンウィークに気づかないぐらい変化に富んだ毎日を送っていればと願っている。

アルゼンチンタンゴダンサーのマルティンの場合:CS60体験談2回目

昨日、2回目の施術をマルティンに行った。

アルゼンチンタンゴのレッスン中に左足を痛めてしまい、びっこを引くようになってしまい急遽施術をすることにした。

まだ生徒さんも残っていたが、2、3人だったので、マッサージベットを広げて、やおらCS60を取り出して施術を開始。

 

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CS60

この怪しい金属の物体に擦られる度に悶え苦しむマルティン・・・・そんなマルティンを囲んで見つめるタンゴを学ぶ人たち・・・・。

 

シュールだ。

 

そもそもタンゴスタジオになぜマッサージベットがあるのか疑問だし。

まあそれにしても、彼の体はひどい。下半身全体が悪いし、すごく硬いのでかなり強めの施術となった。またマルティンはこのあと家族との会食のために買い出しに行かねばいけなかったので、時間もなかった。

 

よって、マルティンはまたしても顔を真っ赤にしながら、痛みに耐えることとなったのだが・・・・・CS60の施術者としてこれほど反応があるとつい嬉しくなり、笑いが止まらない。

 

ドSが向く職業だな、これ。

 

ガンガン施術して、硬直したところをとりあえずほぐした。時間がなかったので、うつ伏せになった下半身の裏側部分だけだったが、十分に効果があったようで施術後は、普通に歩いていた。

 

さっきまでびっこをひいていたのに・・・・面白い。

 

施術後、この恨みを晴らしてやろうかと言わんばかりに「俺にもお前にやらせろ!」と言ってきたが、もちろんガン無視しておいた。

 

体も良くなったし、特に本当は恨みも買っていないけど。体を酷使するダンサーやスポーツ選手にとってCS60は天の恵みだなと痛感した夜だった。

アルゼンチンタンゴダンサーのマルティンの場合:CS60体験談

アルゼンチンタンゴダンサーのマルティンとはもう結構付き合いが長い。

彼はCS60Meguroを開業している場所でアルゼンチンタンゴスタジオを経営しており、アジアチャンピオンに2回もなったトップダンサーだ。

 

www.laestacion.jp

 

 

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マルティンは踊っている時は格好いいのだけど、普段は色々とやりがちなアルゼンチン男子だ。

スタジオオーナーということもあり、また元々足に故障を抱えているので、CS60をやってあげた。

普通の人ならば、「これ何?」「どういう仕組み?」「なんでこんなに痛いの?」「これで治るの?」と疑問を呈するが、それは一切なく、ただひたすら痛みに耐えて施術を受けていた。

 

施術日の朝に運悪くというか運良くというか寝違えてしまって、首が1ミクロンも動かない「ギックリ首」になってしまった可哀想なマルティン・・・・

 

施術中にどんどん可動域が広がり、施術後は上下は問題なく動くなり、左右に振るとわずかな痛みが残る程度まで見事に回復していた。

 

CS60すげえ。

 

CS60の一番の特徴はその即効性だと思う。このような目に見える重い症状でも1時間後に劇的に回復するのが、素晴らしい。

 

そして、施術中に1番気になったのは、彼の右足だ。もうコチコチで硬くなっており、CS60で触れるだけで痛みが走るほど悪かった。だから念入りに擦り・・・・その間マルティンは顔を真っ赤にしながら泣きそうになっていたけど、耐えてもらった。

 

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翌日の日曜日にマルティンから「めっちゃ良くなった!」とお礼のメールが来た。首はもちろん特に足が軽くなったらしく、その効果に驚いていた。

 

施術から2日経った月曜日に会ったが、首はもう通常通り動いていたし、足も本当に軽そうだった。「ギックリ首」になると完治するまでに1週間から2週間もかかるはずだが、まさに劇的な回復だ。

 

今回はうっかり施術中の写真を撮り忘れたが、今後はビデオや写真を撮ってレポートしていきたい。(もちろん、お客様の許可が必要なので、時間はかかるとは思う)

 

 

 

 

CS60と自分の半生を振り返る:開業にするにあたって思うこと。

思えば、怪しいものが三度の飯より好きだった。

小さい頃、隣に住んでいる大学生がよく怖い話をしてくれた。彼のお父さんは寺の住職していたこともあって、恐ろしい幽霊話を毎日のように聞かせてくれた。まだ4、5歳だったと思うが、今でもその時のワクワク感と恐怖を覚えている。

20歳の頃、インドへひとり旅に行って、北インドにある瞑想道場にこもったこともある。シャストリと呼ばれていた道場主から、知り合いに心がなんでも読めるサトリのような人物や、1000年生きる賢人が東にいるなどと日夜聞かせてもらい、興奮したものだ。

インドにいると、なんでもありのような気にもなる。

20代の頃は旅に夢中になり、インド、スリランカ、タイなど主にアジア諸国を旅した。あの頃のアジアは怪しさ満載だったのだ。

そうして、30歳になるとウェブの世界にのめり込み、結局ウェブの世界で起業した。ネットで仕事が完結できるようになったので、ふらっと地球の裏側にあるアルゼンチンへと夫婦で移住したりもした。

本当にほんの軽い気持ちだった。

そうして、ブエノスアイレスに2年住んで、世界を一周しながら、ブエノスアイレスに戻る途中に立ち寄ったメキシコシティに恋してしまい、これまたうっかり2年も住んでしまった。

こうしてみると、未知なものや国にいかに見境なく飛び込んでいくのかよくわかる。

 

そう、そこでCS60だ!

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みるからに怪しい金属の物体だが、正式名称は生体電流整流器CS60という。それを開発した方は西村光久先生といい、もともと建築業界で画期的なものを色々と発明してきた発明家だ。

podtail.com

(cs60を知ったのは、2012年から購読していた高城さんのメルマガでだ。ああ、やはり怪しい人の怪しい情報は本当に面白い!)

詳しい説明は上記のラジオを聞けばわかるが、開発した経緯が夢で設計図を見て、それをダウンロードして製作したそうだ・・・・・インドにいる1000年住む賢人よりもある意味すごい。

 

そんな怪しいものに飛びつかないわけがないじゃないですか、ほんと!

 

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もう、うっかり60万払って、フランチャイズ契約をして、研修まで受けて西村先生にニンマリと修了書を授与されてしまいました。

 

www.cs60meguro.com

 

そうして、早速ホームページも立ち上げ、目黒で開業してしまいました。予約を取って体験をして開業するまで1ヶ月もかかっていないけど・・・・・まあ、うっかりメキシコやアルゼンチンに2年も住んだフットワークからすれば、これくらいは軽いなと思う。(もともと目黒在住で、懇意にしているアルゼンチンタンゴスタジオを間借りできることになったのが幸いした。)

 

最初は自分で施術をするが、できれば人を雇って、どんどん大きくしていければ面白いと思っている。オンライン英会話スクール海外在住日本語通訳と日系企業のマッチング、そしてこれから始まるメスカル「ブエンスセソ」の販売と色々と手を出してきたが、まさか自分が施術者になるとは夢にも思わなかった。

今後はこのブログで施術した方々にインタビューをして体験談なり、感想なりをアップしていきたいと思っています。

 

人生、どうなるか本当にわからないとつくづく最近思います。

 

 

 

 

 

500年の伝統:メスカル販売の始め方

メスカルの日本到着が5月16日となった。

mezcal.oneswordonline.com (おしゃれなホームページも完成しました)

 

思えばメスカルの輸入をしようと思ったのが2017年3月になるので、もう1年以上もかかっている。その間、色々とあったし、輸入できそうだと思ったら、メキシコで大地震があり、それで数ヶ月も遅延した。

輸入事業に興味がある人はいると思うが、お酒の輸入だけは辞めておいた方がいいと思う・・・・こんなに大変だと知っていたら、自分もメスカル輸入事業に首を突っ込むことはなかっただろう。

 

では、具体的にどのようなことが大変かここで記したい。

 

1.  酒販免許の取得に時間がかかり、また取得条件も厳しい。

keepmyword.hatenablog.com

上記にも書いたが、書類を揃えるのだけでも時間がかかり、また申請から受領まで2ヶ月かかる。(去年の六月に取得しているのに、それからまた丸一年販売開始に時間がかかるとは思いもしなかったけど。)

 

2. お酒の輸入になれた物流会社が少ない。

これは実際にやってみないとわからなかったことだが、ここでも数々の規制があり、物流会社によって対応もまちまちだし、また初めて輸入する業者にはどこも冷たい。

 

それに今回一番無駄に時間がかかったのは、メキシコ側でのオペレーションだ。半年以上も無駄に時間がかかってしまったし、余計な書類は要求されるは難癖をつけられるわで色々と大変だった。

 

最終的にはアルゼンチンから家具を運んでくれた物流会社に変更して、無事メキシコから出荷できた。

最初に依頼した会社は日本側の対応が良かっただけに、非常に切りにくかったが、最終的には変更して良かったと思っている。

 

3. 厚生労働省が指定している機関の試験成績書の取得に時間がかかる。

これもやってみないとわからないことだったが、日本は果実酒の輸入にとても厳しく、なかでもメタノール含有量に関しては、0.1%以下でないといけないという厳しい法律がある。

うちのメスカルは全く問題なかったが、厚生労働省のリストにある機関での試験ではなかったがために、新しく取り直すこととなり、それに数ヶ月要した。

メキシコ大使館にも確認したが、このメタノール含有量0.1%以下という厳しすぎる法律に関してなんども抗議はしているらしいが、変更はされないらしい。

そして、税関ではそれで輸入不可となった果実酒が山積みとなっているらしい・・・・コワイ話だ。

 

よく人から「お酒の輸入なんて大変そうなこと、よく始めましたね」と言われるが、深くそれほど考えずに、「ナンクルナイサ」と思って始めたというのが真相だ。

しかし、メスカルは500年も製造方法が変わっていないアメリカ大陸最古のお酒であり、アメリカでは大ブームとなっているので、日本でのポテンシャルは高いと思っている。(実際、飲んでもとても美味しいし、ボトルもおしゃれだし日本市場向けだ。)

 

来年の今頃では密かにメスカルブームになっていればシメたものだけど・・・・とにかく今は税関をきちんと通って、販売開始できることだけが目標だ。

 

 

 

FAQボットを作ってみた:Azure Bot Service

最近ディープラーニングやAI、それらを駆使したボットがにわかに注目を浴びているので、うちのオンライン英会話サービスでも流用できないかと思い、試したみた。

 

 

ワンズワード オンラインに掲載されているFAQの内容だったら、上記から全て引っ張り出せるようになった。例えば、Type your messageに、「料金」と打つときちんと答えてくれる。

 

jp.oneswordonline.com

 

作成時間わずか5分くらいだろうか。

 

qiita.com


jp.oneswordonline.com

 

プログラミング知識ゼロでも、こんなボットが作れるようになったとは本当にすごい時代になったものだと思う。

 

もっと作り込めば、生徒様が先生に連絡が取れない時などにも使えるボットを作れるのではないかと思い、ちょっと勉強してみようと思っている。

 

テクノロジーはそれ自体よりも使い方が重要だと思う。

 

www.itmedia.co.jp

 

クリーニング屋さんがAIを駆使する時代なのだ、今は。

 

ITに強いはずのオンライン英会話スクールの経営者ならば、もっとできるだろうとは思う・・・・

 

あと数年もすれば、AIがAIを作る時代になり、彼ら同士で新しい言語が作られ、人間が介在しない世界が世界中の至るところで見られるかもしれない。

 

そんな世界もそれはそれで一興だと思う今日この頃だ。

 

 

 

英語を習得するためのモチベーションアップになる3つのこと。

英語習得、ひいては他の外国語習得に最も重要なのは「モチベーション」だが、これは個人個人によるので一般化はできない。しかし、そのモチベーションアップに欠かせない外的なものは、一般化できる。

 

1. 優秀な先生

うちではネイティブでも落伍者が続出する英語のテストを通過し、さらに一部では「圧迫面接」と言われる社長面接を通過した人しか採用しない。(自分でもレッスンを受けたいと思う人しか採用しないのがポリシーだ。)

その中でも、現在一番人気なのが、フィリピン人先生のBelle先生だ。彼女は生徒様にひたすら真摯に向き合い、生徒様に合ったレッスンをするので長い間ずっと人気がある。

並みいるネイティブスピーカーを差し置いて、彼女が不動な人気を築いているのは非常に感慨深い。彼女のようなフィリピン人先生をもっと採用したいが・・・・・非常に難しいのが現状だ。

そして、次にベネズエラ人のDavid先生とメキシコ在住のアメリカ人Janett先生が続く。

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David先生はラテンのノリとは程遠く非常に真面目で、その懇切丁寧なレッスンアドバイスにはいつも頭が下がる思いだ。Janett先生は雰囲気はとても穏やかだが、レッスンでは完全にイニシアチブを握り、豊富なレッスンのアイディアを持って生徒様を飽きさせないレッスンに定評がある。

他にもカルト的人気を誇るアルゼンチン人のFreddie先生、スペイン語、英語、フランス語のトリリンガルのベネズエラ人のDaniel先生、さらに最近入った期待の新人であるグアテマラ在住のイギリス人Jordan先生、コロンビアのベルリッツの勤務経験があるAndrea先生もいる。

我ながら、よくこれほど多種多様なバックグランドを持った先生たちを集めたと思う。世界の情勢を把握するにも多様な人種、バックグランドを持つ人たちと交流を持つのはとても大切なことだ。

 

2. コミュニティ

手っ取り早いのが家族、あるいは友達同士で同じスクールを受講することだ。お気に入りの先生たちの情報交換もできるし、さらにお互い刺激をし合って向上心も高まる。

ワンズワードでも親子で受講、夫婦で受講している人たちがいる。特に親子で受講しているのは教育的にもとてもいいことだと思う。子供だけ英語を習わせようという人が多いが、それだと子供に英語を習えと偉そうに言えない。まずは親が見本を示すべきだと思う。

以前はうちでもコミュニティ形成のために定期的にオフ会などを開催していたが、諸事情で最近は開催できていないので、今年は時期を見て開催したいと思っている。

 

3. 成果の可視化

TOEICやTOEFLの高得点を目指すのであれば成果は簡単に可視化はできる。だが、「外国人と英語でコミュニケーションを成立させる」ことを主眼に置くと成果は見えにくい。

その場合、旅行や短期留学などで実践で試すのはとても有効な方法だ。外国語を習得しようとした場合は、短期でもいいので1日中その外国語に触れるのは絶対に必要な経験なので、その意味でも重要なことだ。

あと初心者にオススメなのは、とにかく教科書を一冊終わらせることだ。これは自分も実践したが、終わった後はなかなか感動する。

 

 

 

教科書を一冊終えたら、大抵の場合初級者から中級者にはなれる。その先に行くのが至難の技だが、今回あげたようなモチベーションアップに繋がる要素を活用して、どんどんと英語やスペイン語、あるいは中国語などをマスターしていって欲しい。