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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ブエノスアイレス

思い返せば早1年・・・・・:スペイン語三昧な日々について

日本に帰国するまでもう2週間しかない。 思い返せば、特にこれといった予定も決めず、知り合いが一人もいないブエノスアイレスに来たのが去年の4月・・・・当初はスペイン語と言えば「Hola!(こんにちは)」しか知らなかったが、今ではある程度のコミュケ…

食欲を制するものは世界を制する!:海外での日本の評判

昨日は、ブエノスアイレスで開催された「起業家パーティー」に参加してきた。日本で同じような催しものが開催されたら、「熱い人たちが熱いことを語る場」となるかもしれないが、ここブエノスアイレスでは「なんとなく暇だったから来た」的な人たちが大半を…

生きる技術:ブエノスアイレスにて。

ブエノスアイレスの一月は、気が抜けたコーラのようなものだ。 日本と季節が真逆なブエノスアイレスは、当然今は真夏・・・・・そして、一般的なアルゼンチン人は1月の丸一ヶ月バカンスに出かける。 新年の抱負などはきっと寒い国では真剣に考えられるだろ…

人生を楽しむための処世術

今日、たまたまカウチサーフィンのイベント欄を見ていたら、La Bomba de Tiempoというバンドのイベントが、無料で開催されていることを知った。 (ブエノスアイレスではすごく有名なドラムのバンドで、みんなが大絶賛しています) 彼らは毎週、月曜日にブエ…

経験をアウトプットするために:オンラインでの語学習得について

今日のロレーナ先生のレッスンはずっとビジネスの相談だった。以前も「オンラインスペイン語スクール」を一緒に立ち上げようと相談されたが、あまり乗る気ではなかったので色々とアドバイスだけをしたら、今度は生徒のアメリカ人と一緒に立ち上げるという。 …

初心忘れべからず:リスクを取って生きるということ。

人はよく「初心忘れべからず」と言う。 しかし、それはとても難しい。特に年を取れば取るほど、難しくなってしまう。 なぜなら年を取れば取るほど、周囲の環境に慣れ、自分自身の存在にも慣れ、また自分の人生の可能性にも慣れてしまう。いつのまにか、物知…

日本人が忘れがちなもてなす心:豆腐屋さんのコロッケ

子供の頃、豆腐屋の親父さんが来るのが待ち遠しかった。 自分が生まれ育ったのは京都の嵐山というところで、今でこそ観光地としての地位を確保しているが、当時はバブル前で、家の前にはガレージとは名ばかりの砂利地があり、その先には雑草が生え茂っている…

人間は結局、感情的に物事を判断するということ:サンティアゴとブエノスアイレス

今日がチリ最後の日だ。 結局、サンティアゴに一週間ぐらい滞在してしまった。日本からチリに来て、サンティアゴに驚くことはそれほどないかもしれないが、ブエノスアイレスに半年滞在してから来ると、サンティアゴには驚きの連続だった。 上記はサンティア…

異国の地での友達の作り方について:タンゴとテニスとスペイン語

先週末、日頃からお世話になっているメルセデス先生の誕生日パーティーを新しく引っ越した家で開いた。彼女とはかれこれ五ヶ月の付き合いで、ブエノスアイレスで最も多くの時を過ごした赤の他人ではあるので、色々と感謝している。 彼女のレッスンを週五回受…

事の顛末:結局は個人への信頼が一番重要だということ。

きっかけはなんだったのか忘れたが、ブエノスアイレスに住みつき始めて4ヶ月経ったところで、ふと引越しをしようと思いついた。別に今の住処にそれほど多くの不満はあるわけではない。風光明媚なパレルモにあるし、駅からも徒歩一分と絶好のロケーションだ…

【書評】幸福途上国ニッポン 新しい国に生まれかわるための提言

18歳のとき、同級生たちと将来のことを話し合ったことを思い出した。 「将来何をしたいか?」とか「どうやったら幸せになれるか?」とか今となっては他愛もないことを話し合った。 同級生のうちの一人が「やっぱり将来はポルシェでも買って、豪邸に住んで…

タンゴと文学とブエノスアイレスについて

週二回、タンゴに通っている。 「ブエノスアイレスと言えば、タンゴ」だろうと思い、安易な気持ちで通い始めた。正直、最初は苦痛だったし、今でもたいして楽しくはない。しかし、まだ初めて2ヶ月近くが過ぎたばかりなので、もう少しは続けてみようと思って…

ブエノスアイレスの世界で二番目に美しい本屋で考えたこと

本屋というものは、自分にとってはとても神聖な場所だったし、今でも「本を読む」という行為はとても神聖なことだ。 今日は「世界で二番目に美しい本屋(英国ガーディアン紙調べ)」に行ってきた。 元は劇場だった場所を本屋に改築したとのことで、非常に壮…

人は偶然によって行動し、意志によって成果を得る:本当に大事なことは言葉に出来ない。

週末、久しぶりに遠出をして、ブエノスアイレス中心部から電車で1時間ほどのところにあるティグレというところに行ってきた。(距離的には30kmほどしか離れておらず、車で行くと30分で行ける) 別荘地だけあり、どこか優雅さが漂う街だった。アルゼンチ…

コンフォートゾーンから抜けだして、この人生で何かを掴むこと。

最近、三姉妹と話すといつも「語学習得とは?」という話題になる。特に話題になるのが、「話しているだけでは語学は上達しない」ということだ。特にある程度話せる中級者レベルになると、これがよく当てはまる。 同じような言い回し、絶対に間違いのない暗記…

宿題バンザイ!:自律した学習者になるために

経営者たるもの365日24時間働かなければいけない。また語学学習者もしかり。ついでにいうのならば、筋トレに夢中になっている「ちょっとオレ、ナルシストかも」と思っている野郎どもにとっても同じことが言える。 ようするに、何が言いたいのかというと、「…

懲りない人:旅の続け方について想うこと。

自分は懲りない人だと思う。 いい意味でも悪い意味でも懲りないと思う。 僕はブラジルのサンパドールで一週間のうちに二度も強盗に襲われたが、取られたものは保険で戻ったし「ま、いっか」と思った。 ブエノスアイレスでは着いてしばらくして愛しのiPhoneを…

もののけ姫と物事の二面性について

物事には常に二面性がある。 日本人には関係のない話しなのであまり知られていないが、アルゼンチンを始め南米の多くの国は、アメリカ人などに対して、入国時に140ドル程度を課している。(詳細はこの記事でご確認ください) この話はブエノスアイレスで…

ウルグアイで唯一の世界遺産:コロニアにて

生まれてこのかた「ウルグアイに行ってみたい!」なんて人にはあったことがない。もちろん、自分もそんなことはこれっぽっちも思ったことはない。だが、諸般の事情により、ブエノスアイレスからフェリーに乗って、対岸にあるコロニアといウルグアイの街に行…

語学力と人柄:足りないものはキャラで補うということ。

色々と偉そうなことを書いていますが、「おまえのスペイン語はどうやねん!」とツッコミを受けそうです。ブエノスアイレスに着いた二ヶ月ほど前は「HOLA!(オラ)」しか知りませんでしたが、今では一応たどたどしくもセンテンスで話すことは出来ます。 もち…

自分を騙す勇気:これからのこと。

ノマドワーキング(オフィスからではなく、遊牧民のように自由に仕事場を選んで仕事すること)とは聞こえはいいが、会社あるいは学校などの「出会いの場」がないと、人に会う努力をしなければ「仕事」しかない味気ない生活になってしまう。 ブエノスアイレス…

冠詞とブエノスアイレスと祖国

日本人がよく間違える英語の使い方で、冠詞がある。「a、an、それにTHE」だ。日本語は厳格に冠詞を用いないので、当然その使い方にも戸惑いが生じる。 今日、ふと思い立って髪の毛を切りに、近所の美容室へと行った。ここブエノスアイレスでは当然、何事もス…

世界を股にかけたノマドワーキングの実践について

先週末は、ブエノスアイレスで知り合ったラウラとその彼氏マルカスを家に招いて、手巻き寿司パーティーをした。 もともとは、ラウラの友人がアパートを貸し出していて、それを見に行ったときに彼女が案内くれた関係で知り合ったのだけど、その物件ではなく違…

身振りーノ、手振りーノから「キエイロ フン!」へ:単語暗記の重要性について

先日、おもに「身振りーノ、手振りーノ」でここスペイン語世界のブエノスアイレスで意思疎通を図っていることをお伝えしたが、それが一段階進み、現在は「キエイロ フン!」という状態にまでなった。 「キエイロ フン」とはウキペディア(嘘)によると下記よ…

相対評価よりも絶対評価で生きるということ。

海外においては、全ての物事はたいていうまく進まない。日本と比べると、ヨーロッパなどの先進国でも、「そう来るか!」という方向で物事が進む。相手の意を汲み取るなんて言葉は、ヨーロッパ言語には存在しない。何が起きても「自分が一番正しい」というの…

身振りーノ、手振りーノ:相手に伝えたいという心

先日引越しをしました。と言っても以前居た場所の向かいの部屋に移っただけですが。それでもこの部屋に来てネット環境が劇的に向上し、ストレスなく仕事が出来るようになって一安心しました。ただこの部屋に来たときに、いくつかの不具合を見つけ、それを改…

手嶌葵とチェット・ベイカーについて

チェット・ベイカーと手嶌葵には全く相関関係はない。 片やドラックで身を持ち崩し、片や今をときめく日本の女性歌手である。手嶌葵のどこまでもピュアな歌声を聴いていると、その反動でどうしてもチェット・ベイカーの歌声を頭の中で思い浮かべてしまう。 …

イースターホリデー:異文化を体験するということ。

キリスト教徒にとっては最も大切な休日と言われるイースターホリデーがここブエノスアイレスでは明日から始まる。またワンズワードの先生方が住んでいるフィリピンでもイースターホリデーはとても重要らしい。この期間に働かせると末代まで祟られると噂され…

謙虚にその国の言葉を習得するということ。

ブエノスアイレスに到着してから一週間が経った。 そして、定住先とスペイン語の先生を見つけた。スペイン語の先生はブエノスアイレス・ヘラルド新聞という英字新聞の個人広告から見つけ、アパートメントは以前からお世話になっているairbnbから探しだした。…

人生とタンゴについて:ブエノスアイレスにて

タンゴと言えば、ブエノスアイレスであり、ブエノスアイレスと言えばタンゴである。 タンゴ発祥の地と言われるボカ地区のカミニートに行ってきた。 人々がブエノスアイレスに夢中になるのが分かる気がする。ブエノスアイレスでは通り一本違えば、別世界が広…