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Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

人生の深度:一流の人間について

ブエノスアイレスからメキシコ・シティへと戻ってきた。 ブエノスアイレスに居た頃は、毎日タンゴのクラスに通い、タンゴを踊っていた。 「タンゴのことそんなに好きなの?」「タンゴのためにブエノスアイレスに2年も住んだの?」 そういうことをよく訊かれ…

ただひたすら青い空に向かって:ブエノスアイレスより

2014年になった。 今年も過去2年と同じように新しい年をブエノスアイレスで迎えた。 去年は移動の年だった。ひょんなことから世界一周を思いつき、結局7ヶ月かけてブエノスアイレスからまたブエノスアイレスへと戻ってきた。その過程でメキシコと出会…

2013年の真夏のブエノスアイレスにて

半年ぶりにブエノスアイレスへと帰ってきた。見知った風景、それに人々。 2年も住んだので、よく知っている風景だが、どこか違和感がある。それは自分が知っているこの街は、半年前から更新されていなかったからだろう。この街にもこの街の人々にも、同様に…

死亡遊戯:オアハカにて

死者の日のためにオアハカに来た。 ここでは死者は両手を上げて迎い入れられ、3日間に渡って祝祭が繰り広げられる。死は畏怖すべきものではなく、受け入れられ、生活の一部となっている。この地では死はデフォルメされ、脚色され、どこかおかしな滑稽なもの…

成功についての雑感:ラテンの国にて

「成功の80パーセントはそこにいることだ」 ウッディ・アレン 言い得て妙だが、多くの誤解を招く言葉だ。そこにいるだけでは成功は出来ない。そこにいるためにあらゆる努力をしなくてはいけない。そして、そのポジションに居続けることはとても難しい。多く…

とある女友達のための未完成の戯曲:メキシコシティにて

17年付き合った男と別れて、駆け落ちしたと女友達から連絡があった。彼女も自分と同じく、そろそろ40歳に届く年頃だったと思うが、人生色々ある。 以前、違う女友達から「友達になるには、何よりも過ごした時間の長さが重要」と言っていたことをふと思い…

新しい地平を手に入れるということ:メキシコシティにて

今、メキシコシティにいる。ブエノスアイレス発の世界一周航空券を買った時に、なぜこの地を選んだのかあまり覚えていない。 べつにどこでもよかった。ただ行ったことがない土地に行きたかったから、選んだけだと思う。だから、何も期待していなかった。メキ…

結局のところ、人はほかの人からしか学ぶことが出来ない

結局のところ、人はほかの人からしか学ぶことが出来ない。他者に対して何をしたか、どのように彼らと接したかによって、人は成長できる。 そして、言い方を変えれば、人はほかの人たちに感謝の気持ちを持つことによってのみ、自分自身を成長させることが出来…

人生を変えるための覚え書き:リスボンにて

忘れないために書いておこうと思う、人生を変える方法について。 1.戦略 2.選択 3。武器 以上、3つのことが人生を変えるためには最も重要だ。 人はよく目標を立てよと言うが、それは簡単なことだ。だが、意外と見落としがちなのは、それに対してどのよ…

朝日は明日の始まりではなく、今日の続きでしかない:ブエノスアイレスにて

この街、ブエノスアイレスに来てから、もうすぐで2年になるが、新しい人と会うたびに「どうしてこの国、この街に来たのか?」と訊かれる。おそらくこれは、これからもずっと訊かれ続けることだろう。人はなにか明確な理由があって違う国に移り住むものだと…

ある週末の出来事について:ブエノスアイレスにて

気だるい日曜日の午後。ふと、思う。ここは外国だったのだなと。 ブエノスアイレスに住んですでに2年近くになろうとしているので、周りが外国人という状態にすっかり慣れ親しんでしまった。 「毎日とても充実している!」というわけでもないけど、日々やる…

レスリー・キーについて思うこと。

何を隠そう、自分は初代レスリー・キーのアシスタントになりそこねた男である。あれは、ロンドンから帰ってきてから数ヶ月後のことだったと思う。ひょんなことから知り合った女性に写真事務所を紹介され、そのつてで彼のアシスタントとして何回か撮影に参加…

意味のない人生の素晴らしさについて

人生に意味はない。人生に意味を求めるのは危険だ。 意味とは何か?それは、あくまで自分や他人の意見の反映であり、しょせんは感情の産物だ。 人生は事実の連続であり、結果の連なりである。それ自体に意味はないし、結果があるからといって、目に見える、…

人生の転機について語ろうか

人はよく自分の人生の転機を語る。例えば、結婚した時、会社を辞めた時、海外に行った時、あるいは誰か大事な人を失くしたとき。 ここ3,4年のあいだに自分の人生はめまぐるしく変わったが、その転機と言えるのが「起業したこと」と「ブエノスアイレスに引…

人生逃げればいい

人生逃げればいい。誰よりも速く、誰も追いつけないくらいの速さで 逃げればいい。 立ち止まって考える暇があれば、逃げればいい。 人から「仕事を辞めたい」と言われたら、「辞めればいい」と答えるし、「恋人と別れることを考えている」と言われたら「別れ…

ただひたすら前へと進むということ:悲しみの瞬間の乗り越え方

人生で思い出す瞬間はたいてい悲しみの瞬間だ。悔恨や後悔、それに羞恥の混ざった瞬間たち、それらを時々思い出しては胸が痛む。 それに反して、楽しかった瞬間というものは覚えていない。固まりとして、ひとつの時として記憶に残っているが、強烈に楽しかっ…

人はみんなひとつのゴールを目指すべきであり、またそれもひとつの通過点にしか過ぎない

人は誰でも夢を描くし、当然自分ももっと若い頃はたくさんの夢があった。まずは世界を旅をしたかったし、そのために英語を話せるようになりたかった。そして、22歳になる頃にはある程度世界を見て、英語で不自由なくコミュケーションを取ることも出来るよ…

思春期ほど生き抜くい時期はない

僕はどうしようもなくザ・スミスが好きだ。より正確に言うと、モリッシーを愛している。 10代の後半は毎日、彼の音楽を聴いて過ごし、19歳の頃にスコットランドの首都エディンバラに留学しても、毎日聴いていた。その頃、一番仲良かったイギリス人のサイ…

去る者は追わず、来るものは拒まず:そして笑って死ぬということ

日本から友人が来て、一週間滞在して、そして日本へと帰っていった。もう10年もの付き合いなので、お互い長い付き合いなのだが、今会ってもそれなりに新鮮な発見があって面白かった。 とある年上の知り合いが「僕は自分と同世代の人間とはあまり付き合わな…

愛することと留まること。

ブエノスアイレスに住み始めて、すでに三ヶ月が経過した。 久しぶりな海外生活なので、とても楽しい。自分にとっては「外国人」という立場でいることは、とても心地が良いことなのかもしれない。アルゼンチン人に会うと必ず訊かれるのが「どうしてアルゼンチ…

アーネストとミンとピンジェンとFACEBOOK

最初にアーネストがいて、次にミンがいて、それでピンジェンに繋がった。 昨日はそのピンジェンと彼女の友人たちと一緒に食事をした。とても楽しい時間だった。先月、シンガポール人のミンが東京に来たときに、彼が一週間ほど何の予定もなく東京に滞在すると…

COME TOGETHER! 2011年の抱負

1年の始まりに人は何を思うのだろうか? ある人は目標を立てたり、またある人は久しぶりに家族と再会し、家族との絆に思いを馳せたり、様々な思いを抱くだろう。ただひとつ確かなことは、今日思ったことは来年の同じ日にはきっと忘れ去られ、人は新しい目標…

情報の海をサーフィンし、次世代へと紡ぐということ。

結局、自分は一体何をしたいのだろうか。19歳の夏に日本を飛び出して世界を目指したのは、どのような動機だったのか思い返してみる。それは世界をこの目で見てやろうという前向きな気持ちと、このまま何も成さないで自分の人生が終わってしまうことへの恐…

デジタル遊戯:情報の海を泳ぎ切るために

最近、人類の歴史について考えることがある。そのようなことを考えるといかに自分が矮小な存在であるかに思い当たる。 歴史の重み、歴史のうねりというものを生まれて初めて実感したのはトルストイの「戦争と平和」を読んだときだろうか。その本のあまりのイ…

35歳、立ち止まって考えたこと。

生きるということ、人生について、立ち止まって考えたこと、35歳

書くということ

オンライン英会話スクール、ワンズワードオンライン、松岡祐紀、書くということ、書くという行為

けっして消えない光

旅に出ると、思う。 例えば電車や飛行機に乗り遅れたとき、あるいは予定よりも一本早く乗ったとき。泊まる予定だったホテルではなく偶然通りかかったホテルに泊まることにしたとき。それは旅で起こるごく日常的な光景だ。そんなとき、予定通りに行動していた…

朝早く、鮭定食を食べながら・・・・

今日、なぜか朝起きたら無性に鮭定食が食べたくなり、近所の定食屋に行った。念願の鮭定食にありつき、満足感にうち震えながら、まわりのテーブルを見渡した。 ふと、作業服を来た中年男性と若い男の二人組が目に付いた。きっとあまりに年齢が離れた二人組だ…

世界から見た日本人

日本人は優秀だ。 最近、そんな風に思えるようになってきた。 昔はなんだか粗ばかり見えたが、世界を旅し、実際に海外の企業と取引するようになり、日本人の善良さや仕事に対する姿勢というものに非常に共感を覚えるようになった。 GW中にベトナム・香港・マ…

ノーベル賞受賞者のユヌスさんの講演

今日は2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユネスさんの講演を聴きに行った。とても印象的だったので、ここにその内容を書いてみようと思う。(講演は通訳なしで行われ、録音したわけでもなく、自分のメモ書きから書き起こした要約です) 200…

日曜日の結婚式

気持ちのいい日曜日だ。 いつもより少し長く感じられた冬がようやく終わりを迎え、夏の香りがすぐそこまで漂ってきている。こんな日に結婚式なんて、最高だ。 友人に写真撮影を依頼されたので、久しぶりに結婚式の撮影をしてきた。最後に結婚式を撮ったのは…

楽園

朝からずっと家に籠もっていたので、近所のファミレスまで気分転換をしに行ってみた。 喫煙と禁煙を選べたので、禁煙席へと案内してもらった。最初はなにかざわざわと騒がしいなとしか思わなかったが、あたりを見渡してみるとすべて女性だった。それもものの…

カート・ヴォネガット

朝、機材を抱えて家を出た。 昨夜のアルコールが少し残っており、頭がまだはっきりしない。 いつもとは違う駅で降り、撮影場所へと向かう。 駅に降りてから、機材バックのひとつを網棚に載せたまま忘れたことに気づく。慌てて戻ったが、すでに電車は発車した…

世界恐慌という名のテロ

ひと夏越したら、世界恐慌になっていた。 良くも悪くも世界経済はアメリカを中心に回っていたので、そのアメリカが破綻した今、この流れは止まることはないだろう。前FRB議長のアラン・グリーンスパンは「100年に一度の金融危機」と言っており、1930…

ちょっとした占い

今日は渋谷の占い師さんに三年ぶりに占ってもらった。 特になにかあったわけではなかったが、なんとなく彼と話をしたくていつもの場所で、いつものように佇んでいる彼の前へと腰掛けた。 とても気持ちのいい人なので、彼のことを多くの人に紹介したこともあ…

遠くアフガンを想う

アフガンで伊藤さんが亡くなった。 農業事業に5年も従事し、地域の復興に役立っていた人間があっさりとその地域の人々に殺された。彼自身にとって相当無念だったと思う。 伊藤さんのような人にとってみれば、自分の技術が役に立てば、世界のどこでもよかっ…

馬鹿への旅

うなるような暑い日々が続いている。 毎朝、汗だくになりながら、何とか浅い眠りを貪っている。 そんな日本を逃げ出すかのように、明日からサムイ島に行く。 タイに行くのはこれで三度目だ。 いつも通過するばかりで、ゆっくり滞在したことはなかったが、今…

遠花火

今日、ばらばらとめくっていた雑誌に、遠花火という言葉が載っていた。 俳句の季語として使われているらしい。 僕にとって花火といえば、祖父母が住んでいた真鶴で見ていた花火大会が思い出される。 祖父母の家からは、花火がよく見え子供の頃は毎年待ちきれ…

新聞という時代遅れのメディア

ここのところ毎日イギリスの新聞ガーディアンの記事を読むようにしている。 http://www.guardian.co.uk なかなかバラエティに富んだ記事が多く、興味が引かれる記事も多い。 イギリスに住んでいるときは、住んでいたフラットの一階にあったニュースエージェ…

寝苦しい夏の夜に

最近、本を読まなくなった。 以前は、最低でも一週間に二冊程度は読んでいたが、ここのところせいぜい二週間に一冊程度しか読んでいない。 ただ頻繁に本屋には行く。 文庫コーナーや新刊のコーナーで足を止めては、色々と本を物色する。そして、手に取っては…

初夏のある夜

人との出会いは、不思議なものだ。 先週、8年前ほど知り合った友人の誕生日パーティーに行った。 彼が主演を努めた「ハブと拳骨」という映画の公開記念イベントも兼ねていたので、それは盛大なものだった。 もともとはモデルの女の子からの紹介だったのだが…

アップグレード

あと数日でブラジルへと旅立つ。 なにひとつ実感は湧かないが、向こうはどうやら真夏らしい。 真冬の日本にいると、本当に地球の裏側の国では真夏なのかいうことさえ、疑わしく思えてしまう。子供の頃は「世界」が果たして存在するのか疑っていたくらいだ。 …

必死な自分を軽蔑すること

知らない町の知らない場所で迷子になった。 仕方がないので、人に道を訊ねた。 一人目と二人目はまったく間違った道を、とても親切に教えてくれた。 三人目はガードマンのおじさんだったが、ぶっきらぼうに正しい道を教えてくれた。 間違った道を教えてくれ…

サンパウロヘ

結局、ブラジルに行くことにした。 遠くへ行かねばと思ったから、行くことにした。 伊豆の温泉に満足するにはまだ早い。 やはり、自分自身を危険に晒して、楽しみたいという気持ちがまだある。 もちろん、むやみにやたらに危険を渇望しているわけではないが…

強さとは

以前、チベットの高僧の講演を聴きに行ったとき、「人生の最大の敵は期待だ」と言っていたことを最近ふと思い出す。 なんだかとことん疲れている。 よくは分からないが疲れというのも所詮は気分の問題だ。 肉体的な疲れは精神的な疲れに比例している。 (逆…

北の大地

距離が心地よい。 過去が美しく思えるのは、現在と距離があるからなのだろう。 新幹線に乗って、函館まで行ってみた。 東京からの遠さに安心する。 空気の濃度すらも、人口密度に比例して、いくぶん薄い気がする。 そこで生活できるとは思わないが、大きな土…

日々の選択

時々、自分が心底馬鹿ではないかと思うことがある。 たとえば、今日は20回以上も作ったことのある麻婆豆腐のレシピが分からなかった。 ファイルされたレシピを見て、「おっ、砂糖も入れるのかと」と今更ながらに驚く始末だ。 そんなアンポンタンな脳みそでも…

ハーフタイム

ふと気が付くと、ロンドンの場末のクラブで酩酊しながら新年を迎えてから、もう半年が過ぎた。当たり前のことだが、半年とは一年の半分であるわけだ。 サッカーでいうところの前半がもうすでに終わってしまっているわけである。 またサッカーとは違い悠長に…

人生のゴール

時々こう思う。「旅とはなにかを得るためにするのではなく、失うためにするもの」のではと。 すべてを捨てて、どこか遠い国へ行けたらと思う。 現実に嫌悪しているわけではなく、誰一人知らない国へ行って自分自身がどのような行動を取るのか、見てみたいだ…

粘菌コンピューター

せつなさとは何だろう? 今日、音楽家の友人と話しているときに話題に上った。 彼女はかなり高い頻度でせつなさを感じるという。 最近はせつなさより、もっと生々しい人間の感情を感じることが多くなったような気がする。きっとどっぷりと浸かっているのだろ…