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19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

【書評】残酷すぎる成功法則

 

人生の最後に臨んだあなたにとって、成功とは何を意味するだろう?

ある研究者がそれを明らかにした。ハーバード大学医学部教授のジョージ・ヴァリアントは、男性グループを大学卒業から死亡まで追跡調査した「グラント研究」を指揮した。数十年にわたる研究を、彼はこう結論づけた。

 

人生で本当に重要な唯一のことは、他者との関係である

 

 

成功の定義は人それぞれだと思うが、結局のところ最後に残るのは人との繋がりだとは思う。死んでしまえば、どんなにお金を稼いでも、そしてどんなに借金をしても、同じことだ。ただ、金にまつわる人間関係で、周りの人たちを幸せにしたり、不幸にしたりはする。

気をつけなければいけないことは、むしろそっちの方だと思う。

そして、研究者たちの調査結果から、幸福の測定基準として、次の四つが必須要素であることが明らかになったとある。

  1.  幸福感  人生から喜びと満足感を得ていること。
  2.  達成感    何らかの業績で他に抜きん出ていること。
  3.  存在意義  身近な人々にポジティブな影響を及ぼしていること。
  4.  育成   自分の価値観や業績によって、誰かの未来の成功を助けていること。

そして、一つ言えるのは、人のあらゆる不幸は人間関係によってもたらされるということだ。人間は自分自身が思っている以上に社会的な存在で、バタフライエフェクトではないが、自身のちょっとした行動が世界の果ての誰かに確実に影響はするとは思う。

だからこそ、本書で繰り返し述べられているのは、自分に合った環境を選ぶということだ。会社での評価なんて、あなたの実際の実力や努力よりも上司の胸先三寸で決定されるのが現実だ。

さらに重要なのは計画を持って、物事に臨むことだ。正直、それが一番自分に欠けているとは思う・・・・人は計画を立てることによってストレスを軽減し、確かな目標を持つことによって、人生から充足感を得ることができる。

もっともな話だ。

計画を立てること自体がストレスと思っていたが、どうやらそれは根本的に間違っていたらしい。

 

今まで多くの成功者の本も読んだし、また失敗した人たちの本も読んだ。それらから言えるのは、すべての原因は人間関係に起因しているということだ。

人生で何か立ち行かないことが起きたら、もっとも身近な人間関係から見直してみればいいのかもしれない。だいたい人生における答えなんて、もっとも近いところにあるか、あるいはもっとも遠いところにあるかのどちらかなのだから。