Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

500年の伝統:メスカル販売の始め方

メスカルの日本到着が5月16日となった。

mezcal.oneswordonline.com (おしゃれなホームページも完成しました)

 

思えばメスカルの輸入をしようと思ったのが2017年3月になるので、もう1年以上もかかっている。その間、色々とあったし、輸入できそうだと思ったら、メキシコで大地震があり、それで数ヶ月も遅延した。

輸入事業に興味がある人はいると思うが、お酒の輸入だけは辞めておいた方がいいと思う・・・・こんなに大変だと知っていたら、自分もメスカル輸入事業に首を突っ込むことはなかっただろう。

 

では、具体的にどのようなことが大変かここで記したい。

 

1.  酒販免許の取得に時間がかかり、また取得条件も厳しい。

keepmyword.hatenablog.com

上記にも書いたが、書類を揃えるのだけでも時間がかかり、また申請から受領まで2ヶ月かかる。(去年の六月に取得しているのに、それからまた丸一年販売開始に時間がかかるとは思いもしなかったけど。)

 

2. お酒の輸入になれた物流会社が少ない。

これは実際にやってみないとわからなかったことだが、ここでも数々の規制があり、物流会社によって対応もまちまちだし、また初めて輸入する業者にはどこも冷たい。

 

それに今回一番無駄に時間がかかったのは、メキシコ側でのオペレーションだ。半年以上も無駄に時間がかかってしまったし、余計な書類は要求されるは難癖をつけられるわで色々と大変だった。

 

最終的にはアルゼンチンから家具を運んでくれた物流会社に変更して、無事メキシコから出荷できた。

最初に依頼した会社は日本側の対応が良かっただけに、非常に切りにくかったが、最終的には変更して良かったと思っている。

 

3. 厚生労働省が指定している機関の試験成績書の取得に時間がかかる。

これもやってみないとわからないことだったが、日本は果実酒の輸入にとても厳しく、なかでもメタノール含有量に関しては、0.1%以下でないといけないという厳しい法律がある。

うちのメスカルは全く問題なかったが、厚生労働省のリストにある機関での試験ではなかったがために、新しく取り直すこととなり、それに数ヶ月要した。

メキシコ大使館にも確認したが、このメタノール含有量0.1%以下という厳しすぎる法律に関してなんども抗議はしているらしいが、変更はされないらしい。

そして、税関ではそれで輸入不可となった果実酒が山積みとなっているらしい・・・・コワイ話だ。

 

よく人から「お酒の輸入なんて大変そうなこと、よく始めましたね」と言われるが、深くそれほど考えずに、「ナンクルナイサ」と思って始めたというのが真相だ。

しかし、メスカルは500年も製造方法が変わっていないアメリカ大陸最古のお酒であり、アメリカでは大ブームとなっているので、日本でのポテンシャルは高いと思っている。(実際、飲んでもとても美味しいし、ボトルもおしゃれだし日本市場向けだ。)

 

来年の今頃では密かにメスカルブームになっていればシメたものだけど・・・・とにかく今は税関をきちんと通って、販売開始できることだけが目標だ。