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Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

サイコパスという劇薬:トランプによるアメリカについて

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アメリカ人の友人とよく「トランプが大統領になったら、アメリカはもうおしまいだよな。まあ、それはさすがにないだろうけど」と言っていたのが1年ほど前だが、そのまさかが現実となってしまった。

トランプとヒラリーとどっちか選べと言われたら、正直自分でも迷う。

年齢だけ見ても、70歳と69歳。

自分の両親と同じ世代で、メールの添付ファイルの貼り方すらおぼつかない母親を見ているので、そんな世代の人たちに超大国のトップが務まるのかと思う。(もちろん、情報公開を恐れて、特注の私用メールサーバーを使用していたヒラリーにとってみれば、添付ファイルを送ることなんて造作もないことだけど)

また去年まで住んでいたメキシコに対して思い入れがあるので、個人的に気になるのは北米自由貿易協定(NAFTA)の行方だ。

3年ほど前までは、メキシコには200社程しか日系企業は進出していなかったが、今は1000社を超える。その多くが日産をはじめとする自動車メーカーだ。トヨタも2019年より工場の建設を予定しているが、北米自由貿易協定が見直されることになると、メキシコに工場を建設するメリットがなくなる可能性も否めない。

アメリカの法人税率がトランプの公約通り15%まで引き下げられたら、メキシコに工場を作るより、アメリカ国内に工場を作ったほうが理にかなう。ましてや、万里の長城をメキシコとアメリカの国境に作るのであれば、なおさらメキシコに投資する必要はないだろう。

トランプが勝利をした要因は、工場などが多いアメリカ中西部の中低所得者の票によると言われている。だから、トランプは彼らを喜ばせるために、工場建設を強引に推し進める可能性がある。(ただトランプは日系企業批判を大々的にしているので、積極的に外国企業誘致をするとは思えないが)

トランプのゴーストライター、良心の告白

ニューヨーカーに掲載されたこの記事を読む限り、トランプに率いられることになったアメリカに不安しか感じない。

もしいま、トランプ自伝を書くとしたら、内容もタイトルもまったく違う本になるだろうと、シュウォルツは言う。どんなタイトルになるかという問いに、シュウォルツはこう答えた。『Sociopath』(社会病質者の意)だ

社会病質者をトップに選んだアメリカ国民。 ただ企業のトップにサイコパスが多いことは周知の事実だ。

「経営者には“サイコパス”が多い」不都合な真実

「攻撃的」「平然と嘘をつく」「道徳心が欠如」「他人に共感しない」「他人を操る」というサイコパスの特徴にトランプは当てはまっており、紛れもないサイコパスではある。それが吉と出るか凶と出るかは、今後の4年間にかかっており、クリントン元大統領もサイコパスの要素が顕著だったということを考えると、アメリカ経済は活況に湧く可能性も否定できない。

アメリカ国民は現状維持よりも、サイコパスによる劇的な変化を選んだのであり、それを今後は世界中が戦々恐々としながら見守ることになる。

4年後に笑うのは自国経済の活況に湧くアメリカ国民か、アメリカの凋落を見る世界中の人々か・・・・

ただ一つ言えることは、アメリカがどうであれ、世界の経済がどんな状態であれ、トランプだけは笑っているのだろう。彼は結局のところサイコパスなのであり自分さえよければ、それでいいのだから。