Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

勝負の年

今年もあと一ヶ月ちょっとなってしまった。去年もあっという間だったが、今年はもっと加速した気がする。相変わらず、自分の目標がまるでこなせていない気もするが、ようやく人生の方向性のようなものは見えてきた。

今年はモロッコへ行って、その写真で個展をして、そして4年付き合った人とようやく籍を入れてと、なんとなくすべてが形になってきた一年だ。

よくよく考えてみれば、もう三十歳を超えているのだから、当たり前のことだが。 二十代は後先考えずに色々とやって失敗ばかりしていたが、かといってそれが実となり今に繋がっているのかというと、甚だ疑問と言わざるを得ない。

遅咲きだと思う。いや、むしろそう思いたい。継続は力なり、と言うが結局のところ、続けられるというのは、それはそれでそれしかない結果だ。

それ以外の選択肢がない状態では、継続も糞もへったくれもない。 もっといい写真を撮りたいと思う。最近、切にそう願う。そのための方法論が自分ではまだ定まっていない。やみくもに撮る時代はとうに過ぎ去り、これからは色々と見極めないといけない。

自分の中では最高傑作と思う商店街の写真をとある賞に応募したことがある。もう四年ほど前のことなので、まるで形になっていなくて当然のように落選した。(HPに載っている写真の大半は、それ以降の写真ではある)

審査員のアラーキーさんがコメントをつけてくれて曰く「徹底した愛がない」とのことだった。

まさにその通りだった。

愛はあっても、徹底はしていなかったと思う。 ただなんとなく最近は、自分なりのアプローチもありかなと感じ始めている。 常に傍観者であり観察者でありたい。目の前にどんなことが起ころうとも、冷静にライティングとアングルを見極め、厳かにシャッターを切りたい。

それが「愛がない」と切って捨てられたら、仕方がない。切って捨てられないような写真を撮るまで粘るか、評価されるような場所を見つけるかのどっちかだろう。

また商店街の写真を撮ることを再開しようと思う。徹底した愛は持たず、傍観者のままでどこまで撮れるか同じ被写体で勝負だ。