Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイを本屋で三度手に取り、四度目でようやく買った。
理由はいくつかある。

まずは、うんざりするほど分厚本だからだ。
そして、チャプター1は読みきったが、その先がどうなるのかイマイチ見当がつかず、買うのをためらった。

あの分厚さを読みきるのは、ある程度の勇気が必要だ。
そのためには四度本屋に行く必要あったのだろう。

読み始めたら何のことはない。
買うのをためらった自分が恥ずかしいくらいだ。
すっかり虜になってしまった。

読み終えるのがもったいないくらいの本だ。
今はちょうど半分くらい読み終えたところだが、きっと明日にはすべてを読み終えているだろう。

本を読む作業というのは、厳かな儀式だ。
それなりの精神状態とそれなりの雰囲気と、いくばくの余暇が必要だ。
最近、本を読まなくなったのは、きっとそういう雰囲気に自分がいなかったせいだろう。
今日は、一日読書に費やした。
そんな日曜日もいいものだ。