Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

恋愛ベンチャー

以前、ブログで書いた韓国人のあんちゃんの友人が言っていたことを突き詰めて考えてみた。

その友人は「愛より金」と信じて大金持ちと結婚したが、現在それほど幸せではない。かといって、愛だけを優先して一文無しと結婚しても幸せになれるとは到底思えない。

これを起業に当てはめて、考えてみた。
ベンチャーのように最初から「会社を大きくすること」すなわち「より多くのお金を稼ぐこと」を第一義に置いている会社は、とにかくひたすらそっちの方向へと邁進する。

社員がストックオプションに魅力を感じて付いてくればいいが、「仕事は楽しく」などと思っていると、息切れしてしまう。

ベンチャーと謳っている以上、社員の幸せなど二の次だ。

逆にボランティア団体やNPO団体のように「ひたすら他者のため」と言って、自己を犠牲し続けてもそれもそれで息切れしてしまうように思える。

ワンズワードが企業理念においているソーシャルビジネスのように「健全な利益を追求」しつつ、他者に貢献することを目指すのが一番長続きし、結果最も社会変革を起こせる組織を形成できる。

恋愛もビジネスも「利益追求」ではなく、そこそこの利益、メリットを目指せばうまくいく。 愛だけ、金だけでは十分ではないのだ。

「多少汚れていても、愛ほど清いものはない」 

タデウス・ゴラス