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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

フリーとオンライン英会話スクール

ちまたで話題になっている「フリー」を読了した。


ウェブは無料に向かっていると言われて久しいが、それが「なぜ?どのように?」に形成されたか詳しく解説され、そして「どこに向かっていき、今後どのようなビジネスモデルが生き残っていくか」が書き記されている。

この本のエッセンスは次の文章に要約されている。

「もし自分のスキルがソフトウェアにとって代わられたらことでコモンディティ化したならば(旅行代理店、株式仲買人、不動産屋がその例だ)、まだコモンディティ化されていない上流にのぼって行って、人間が直接関わる必要のある、より複雑な問題解決に挑めばいい。そうすればフリーと競争できるようになるだけではない。
そうした個別の解決策を必要とする人は、より高い料金を支払うはずだ

ようはより複雑な問題解決に挑めば、より高い料金を得ることができるということだ。
ウェブの世界では、ただの情報や配布するのにコストがかからないソフトウェア、コンテンツなどはどんどん無料に向かっていく。そこでビジネスをするには、付加価値のついたサービスを提供するしかないということだ。

例えば、今自分が関わっている「オンライン英会話スクール」はどのような構図になるのだろう。まず「英語を話す機会を提供する」という自体はSkypeを使えば、無料だ。Skypeの検索機能などを使って世界中に散らばっているネイティブスピーカーや英語学習者と英語を話せば、それで事足りる。

よってより複雑な問題解決に挑むしかない。
それはただ「英語を話す機会」を提供するだけではなく、「英語学習が継続できるような環境を作る」というふうに。

そのためには「厳選され、教えることに情熱を持っている先生による質の高いレッスン」、「自分の英語力が判別できる評価機能」、「同じような志を持ったコミュニティの形成」などが必要になっている。さらに学習が途中で頓挫しそうになったときに励みになる「学習履歴の保存」などをウェブ上で展開すれば、「より良い語学学習」が可能になるだろう。

来週リリース予定の「ワンズワードオンライン」では今のところ、上記はすべて満たしている。ただ、今後似たようなサービスは出来てくるだろし、ここ2、3年のウェブの進化は恐ろしく早い。

このスピードで進化した場合、上記をすべて満たした上で「フリー」にするサービスも出て来るかもしれない。その場合、どのような上流があるのか、今から手探りで探っていくしかないだろう。

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