株式会社ワンズワードは2月末決算なので、弥生会計でちまちまと現金出納帳と預金出納帳を入力した。決算書の作成は税理士に依頼することになるが、お金の動きを知ることは重要なので、そこまでの作業は自分で行った。
その際に非常に役に立ったのが、上記の本だ。ほかにも何冊も経理関係の本を購入して勉強したが、結局はこの1冊だけ読み込み、経理作業を終えることができた。
一点、勘定科目で問題になったのが、寄付金の扱いだ。てっきり損金扱いとなり経費として計算できると思っていたが、日本の税制ではそれは認められない。
だから寄付という行為は日本ではなかなか根付かないのだろう。
http://money.goo.ne.jp/column/child/08/0314.html
上記記事によると日本の寄付金の総額は100分の1らしい。
正直、国としてアメリカはどうかと思うが、この点だけは賞賛したい。
日本の税制のおかげでかなり煩雑な経理作業が生じるがそれも致し方ない。中央集権的な考え方はすでに時代遅れになっているが、法律がそれに追いついていない。
より良い社会を作るには国に期待するよりは、個人に期待するほうが効率がいい。その流れは今後もっと加速するだろう。