Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ノマドワーキングのすすめ

僕はずっと旅をしたいからという理由で、写真家になることを志したが、今ではわざわざ写真家になることなく、旅をして生活を営むことができる。それがノマドワーキングという働き方だ。

ノマド(=遊牧民)的な生き方が可能となったのは、ひとえにインターネットのおかげである。人と人のコミュニケーションはわざわざ「その場」にいることなく、インターネットを通して可能になり、フィリピンのような海外に居住している人たちを直接雇用しても、メールやSkypeを通してコミュニケーションはなんらストレスなく行えるようになった。

そして、最先端の技術を使うことにより、人を介することなくいつでもどこでも確実にサービスを提供することが可能となった。一昔前は、人を介したサービスが主だったが、今はインターネットを通してほとんどのサービスが可能となり、不確実性というものがほとんどゼロに近づいた。



企業に所属することの価値はどんどん弱まり、あとは個人個人がいかに有用なネットワークを築き、それを活用していくかになっていくのだろう。いくらノマド的な生き方が一般的になっても、一人では出来ることが限られている。むしろ、これからは誰と繋がっているかでその人の価値そのものが大きく左右される世の中になってくるのかもしれない。