Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

優秀な先生の定義について

オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」は優秀な先生しか所属していない。

と謳っているが、ではその優秀な先生の定義を考えてみた。

多くのスクールは出身大学やTESOL(国際的な英語教授法)などの資格で優秀な先生と定義しているが、ワンズワードでは全くそのことについては考慮していない。言ってしまえばなんだが、そんなことはどうでもいいと思っている。(宣伝文句としては有効だとは思うが、それ以外の点で何の意味もない)

それではワンズワード的に優秀な先生を一言で定義すると、「この人と話したいと思うか」それに尽きる。

では、どのような人と話したいと思うかだが、それには下記のような要素が必須だ。

1. こちらの話にきちんと耳を傾けている。

2. そして、それについて正しいフィードバックを行っている。

3. さらにこちらのフィードバックについても、きちんとした意見を言える。

意外とこれらのことをすべて満たす人はあまりいない。

特に外国人を教える英語の先生という人種においては、彼らは常に圧倒的に生徒に対して有利な立場(高い言語能力を有している)にいるので、それを自分自身に対しての自信にすり替え、能力を過信している人が多い。

何度もブログで書いているが、英語の先生が高い英語力を備えているのは当然のことであり、それだけでワンズワードで職を得ることはあり得ない。

今所属している先生たちをなぜ雇用したかは下記の通りだ。

サラ先生は、知性豊かでその高い知性に基づく言語運用能力を評価して、採用した。

シャーウィー先生は、愛情溢れ尚且つ人に対しての興味が高く、実は先生としての経験もなかったが、即採用した。

マリ先生は、こちらの質問(かなり意地悪な質問も含む)にすべて的確に答える頭の良さが決め手となり、先生の経験ゼロでも採用を決めた。

リッチー先生は、その滲み出る人柄の良さが決め手となり、採用した。

ダフニー先生は、キャラ的にかなり強いが、話した方に落ち着きがあり、フィードバックも的確だったので採用した。

レベッカ先生は、可愛いから採用した・・・・・というのは嘘で、その愛嬌と素直さに好感を抱いたので採用した。

Ego Ugan三姉妹に関しては言うに及ばずだが、それぞれが高いプロ意識を持ち、どの先生に対しても個人的に興味があり、これからも末永く付き合っていきたいと思っている。

言ってしまえば、自分が人間的に好きになれる人しか採用していない。

自分ですら好きになれない人が、他人が好きになってくれるとは到底思えないからだ。

非常にアナログでアマチュアな方法かもしれないが、これが自分自身で責任を持ってオンライン英会話というサービスを提供していくやり方だと思っている。