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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

夢を追い求めて三千里:ユニクロとは

自分自身は全く経験がないので分からないが、大学を出て就職活動をして企業に就職するときの心境というものはどういうものだろうか。そのとき、自分が就職する企業を決める決め手とは一体なんなのだろう?

なぜそんなことを思ったのかいうと、下記記事を読んだからだ。

ユニクロの致命的な弱点を見つけたり!

ユニクロを退社した人が異口同音に「洋服の好きな人がほとんどいない会社なんです」「洋服のことがわかっていない」「アパレルの会社ではなかった」と唱えているとのことだ。

・・・・・・・って、当たり前だろ。

洋服が本当に好きなら、裏原宿のどっかちっぽけな店に勤めればいいじゃん、ほんと。なぜ、服が好きだからといってユニクロに勤めるのか意味不明だ。

ユニクロは「より安く良質な洋服を提供する」ことをコンセプトにしていることは自明の理だ。それを追求することは悪いことだと思わない。そして、当然その過程で「服作りにこだわる過程」なんてものはなおざりにされることは端から見ていても分かる。

優秀なビジネスパーソンを目指すのであれば、ユニクロはかけがいのないチャンスを与えてくれる会社だと思う。なにせ2020年までに売上を5兆円にする予定らしいから。

(うーん、5兆円と言われても一般庶民には分かりづらい数字だ。5兆円で生ビール何杯飲めるだろうか・・・・・まあ、死ぬほど飲めることはなんとなく分かる)

ユニクロに就職すれば、世界に出て戦うチャンスが与えられ、やる気さえあればクリエイティブな作業(商品企画、世界戦略、出店計画)に携われるチャンスがあるかもしれない。けっして、そこはただ「お洋服が好きだから」といった人たちが集う場ではない。そんな人達はイッセイミヤケアレキサンダーマックイーンに行けばいい。

ユニクロは洋服販売を生業としたグローバル企業なのである。

何度も言うが、ユニクロという会社は「より良い服を作る場」ではなく「より安く良質な服を提供し、世界規模で成長していけるか」を真剣に考える場である。

とは言いつつも自分がそのような会社に勤めたいかどうかは疑問だ。

だって、なんだか面倒くさいから。

売上とかどうでもいいし、ほんと。

それにあれって、ようはどこでも買えるようなありきたりの服をより安く良質にしただけだし。それ自体はすごいことかも知れないが、独自性ゼロ・・・・・ヒートテックというヒット商品もあったが、結局他社に真似され放題だし。

とは言いつつも自宅ではユニクロの短パンを履き、ユニクロTシャツで寝ていたりするわけです。

ユニクロ万歳!