Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

やりたいことが見つからない人への処方箋

先週、先々週と二つのセミナーを通して、大学生たちの意見を聞く機会があり、とても興味深かった。

そのなかで気になったのは「やりたいことがない、見つからない」という学生たちの声だ。別にこの問題は今に始まったわけではなく、ずっと前から変わらずあったのだが、今の就職難でクローズアップされてきた問題だと思う。就職出来ない学生は、せめてやりたいことを見つけないと、今後どんどん取り残されていく。そのような危機感は当然学生側にはない。今現在食うに困っていない彼らに危機感を持てというのは土台無理な話だ。

このような人たちに対して、大学や国は今のところ無力だ。本人の自覚の問題だし、他人がとやかく言えることでもない。ただひとつ言えることは、ジョブズのように「Stay hungry, stay foolish.」ということぐらいだろう。

馬鹿でいられる期間というのは人生においては20代くらいまでだろう。自分の20代を見つめ直しても、本当に馬鹿だったなと思う。失敗の連続だったし、何一つうまくいっていなかった。唯一、身に付けた能力である英語力でなんとか今まで生き延びてきている。

馬鹿になるには勇気が必要だが、今の学生たちを見ていると、それすらも持ち合わせていないように見える。行動すらしないから、馬鹿になるにもなれないのだ。

また2月に学生たちを相手に話をして欲しいと頼まれたが、そのような人たちを相手にどのようなことを言えばいいのか・・・・・・

この本一冊読んだほうが、僕の話を聞くより100倍ためになるのではないだろうかと思う。ただ、この本に書いてあることをきちんと「自分ごと」として落としこんでできる学生たちだったら、いずれは自ら身を起こすのだろう。問題はそれが出来ない大部分の人たちなのだが・・・・・と考えたら、話は堂々巡りになってしまう。

でも、そもそも立とうとしない人たちをけしかけて立たせる意味もないような気もする。今の大学って、結構大変な職場なんだと思う。そんな人たち相手に色々と世話を焼くのは本当に骨が折れる作業だ。

「やりたいことが見つからない人への処方箋」の結論は「そんなものはない!」だろう。そんなことを知っていたら、新興宗教でもやってがっぱり儲けている。期待させておいて身も蓋もない結論でごめんなさい。