Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

戦術の失敗は戦闘で補うことはできず、 戦略の失敗は戦術で補うことはできない

最近も引き続き、先生採用を続けている。これはフィリピン人に限ったことではないかもしれないが、応募者側があまりに採用者側のことを考えずに応募してくるので、けっこうストレスが溜まる。

募集要領には「日本人の生徒対象のオンライン英会話スクール」と明記していても、「中国人教えるの?」って訊いてくるし、今日は約束した15分前にスカイプでチャットメッセージが来て「I am ready.」と言われたので、仕方がなくコールしたがコールを取らず、ずっと鳴らすのもあれなので切断したら、すぐに「I am ready now!」とメッセージが来た。

まあ、どっちなんだよと思う。

約束した時間の前に連絡が来るならまだしも、アポをすっぽかされることもしょっちゅうあるし、遅刻もある。時々、辞めようかなと思うこともある・・・・・・辞めないけど。

それでも採用した面々を思い返すと、やはりそれだけの価値はあると思う。優秀な先生はおそらくたくさんいるが、優秀な先生を正当に評価してくれるスクールはほとんどない。最初から価格競争にどっぷりはまってしまっては、彼らに対する正当な対価など支払えるはずはない。

経営者が熱く企業理念や自身の野心を語るのは、それは彼らの自由だ。でも、その会社で働いている人たちの一番のモチベーションは、お金だと思う。それが満たされて初めて、ほかの高次な欲求が生まれる。巷で言われる、マズローの欲望段階説のように。

Image(引用元:http://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htm

よく三姉妹は「あなたは気前が良すぎる」「私たちはお金のために仕事をしているわけではない」などと言うが、別に自分は気前がいいわけでもなんでもない。優秀な人材を確保するために、それだけの金銭的なインセンティブが必要だと思っているだけだ。言ってしまえば、会社が儲かったらお金なんて、貢献してくれた人たちに配ってしまえばいいのだ。それが言わば、うちの経営戦略でもある。

そのあたりのことを彼らに分かってもらうのは、どうやら時間がかかりそうでもある。自分の理想は「先生たちによる先生たちのためのオンライン英会話スクール」だが、なかなか骨の折れる作業になりそうだ。