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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

旅をすることについて:不倫と南米

完全に時差ぼけにやられてしまい、朝の五時に起きて、夕方4時には眠くなってシエスタを取って、こちらの夜の8時には目が覺めてしまう。(日本とブエノスアイレスでは時差が12時間あるので、昼夜逆転している・・・・・しばらくはこの生活が続くのだろう)

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今はサン・テルモ地区というところに滞在している。

ブエノスアイレスの中心地から徒歩10分くらいのところなので、とても便利だ。ただひたすら今日は歩き、街を散策してみた。やはり南米というよりは、ヨーロッパの街のように感じる。ブラジルの街をよく歩いたが、あのときのような違和感はあまり感じず、普通に馴染むことが出来る。

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住める街か、住めない街というのは、直感によるような気がする。18歳の冬、初めてスコットランド首都エディンバラに訪れたときは、「ここに住む!」と強烈に思ったが、ブエノスアイレスの街を歩いてみて、「住んでもいいかも」とは思えてきている。

22歳の頃、ニューヨークでとある日本人カメラマンのアシスタントをしていた頃、彼は「自分はたまたま日本に生まれてきただけで、だから別に日本人として一生を全うする必要性を感じない」と語り、結局彼はアメリカ国籍を選んだ。

まあ、それもどうかと思う。国籍なんてどうでもいい。

表面的に国籍を変えても、結局は日本人であることに変りはない。僕は別にただ旅をしたいだけだ。今はただブエノスアイレスにいるだけで、アルゼンチン人になることもないし、ほかの国籍の取得をすることもないだろう。

なるべく多くのことを経験し、それを出来る限りアウトプットしていければと思っている。

(吉本ばななはそれほど好きな作家とは言えませんが、この小説は素晴らしいと思います。圧倒的な文章力、ストーリーの力を感じます。やはり小説は素晴らしい!)