Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

謙虚にその国の言葉を習得するということ。

ブエノスアイレスに到着してから一週間が経った。

City01

そして、定住先とスペイン語の先生を見つけた。スペイン語の先生はブエノスアイレス・ヘラルド新聞という英字新聞の個人広告から見つけ、アパートメントは以前からお世話になっているairbnbから探しだした。

家具付きのアパートメントはブエノスアイレスにたくさんあり、ほかのサイトからも探して、色々と見たが、とりあえずはここでいいかと思うところに決めた。ブエノスアイレスではアパートメントを借りる際には、家賃と多少のデポジット(だいたい家賃の一ヶ月分)のみ入居時に払えばいいだけなので、結構気軽に借りられる。

Kao

ブエノスアイレスにはたくさんのグラフィティが描かれ、けっこう凝ったものもある)

スペイン語の先生については、フィリピン人の先生採用の経験が活きた。今までの経験上、募集広告に出している短い文章からだいたいどの程度のレベルの先生かを見分けることが出来る。そして、数回のメールのやり取りでその確信を深め、最終的には会って決めた。

一週間のあいだにスペイン語の本を眺めては、ちょっとは勉強したが、まるで捗らない。やはり強制的にやらざるを得ない環境に自分を追い込まないと、人間は努力はしないものだ。教えてもらうスペイン語の先生は「毎日宿題を出すから、よろしく!」というけっこうなスパルタなので、彼女についていけば多少は話せるようになるのではと思う。あとは自分次第だろう。

そういえば、彼女と話しているときに「どれくらいでスペイン語が話せるようになるか?」というアホな質問をしかかったが、思いとどまった。先生からしてみれば、「そんなこと知るか!おまえ次第」ということだろうなと。

英語でもスペイン語では、やはり信頼できる先生を見つけて、あとはその先生と二人三脚、一生懸命努力するしかないのだろう。せめて、早くレストランでスペイン語で注文出来るくらいにはなりたいものだ。

【色々とリサーチをしていて、この記事を見つけた。” If they don’t speak it, it is due to lack of practice.”とあるが、この人の教養のなさにびっくりする。英語でも”When in Rome, do as the Romans do.(郷に入れば、郷に従え)とあるように、謙虚に「その国の言葉」を習うべきであって、英語を話せないアルゼンチン人を揶揄すべきではなく、アルゼンチンにいてスペイン語を話せない自分を恥じるべきだ。】