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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

神降臨!マテアス・メソッドについて:語学上達の必殺技

週5回(1回90分)のレッスンを取っているマテアス先生のレッスンでは、先週までに今まで使っていたテキストが終了した。よって今週のレッスンは何をするのかなと思っていたのだが、月曜日に「medicamentos truchos(日本語で言うところのニセ薬ですね。もっと詳しく言うとアルゼンチン国内に出回っているニセ薬の記事です)」を議題に今週は勉強すると言って、200単語くらいのごく短い新聞記事を出してきた。

流れ的にはこうだ。

1. 記事を音読させる。

2. 内容把握(分からない言葉があったらマテアスに訊いたら教えてくる。もちろん、スペイン語でだけど。時々、言い換える言葉がさらに難解過ぎて聞き返すときがある)

3. マテアスが質問を三問ほど考えて、答えさせる。

4. 宿題として、記事について、あるいはそれに絡めた話題(日本での保険制度など、レッスンで話した内容)でライティングの宿題を出す。

火曜日は、まずはその書いたエッセイを音読させ、間違いを段落ごとに丁寧に直していく。文法的には問題なくてもスペイン語として不自然な表現があった場合はそれも逐一直す。

また同程度の長さ200単語程度の新聞記事、同じニセ薬のトピックだけど違う内容の記事を使って音読させる。宿題としては、月曜日のライティングの出来が悪かったので、再度清書させてもっと内容を掘り下げて書くように指示される。(ちなみにライティングの場合は、最大4回ぐらい同じ内容で書き直しされてます・・・・要求されているレベル高し!)

そして、今日も自分が書いたエッセイを音読して同じように修正をし、3つ目の記事をまた音読して内容把握していった。そして、最後の宿題に「こ、これか!やつはこれがやりたかったのか!」と符に落ちた。

それは今週読んだ3つの記事をまとめたエッセイを書かせるというものだった。だから、彼は似たような内容の記事を3つ事前に用意していたのだ。毎回トピックを変えると、結局は何も記憶に残らないが、3日続けて同じトピックだとボキャブラリーも重なってくるものもあるので、全体が把握しやすくなる。

一番のポイントは3つの違う記事を自分の言葉で要約するということだ。それをすることによって3つの記事を再度よく読んで、それこそ精読し、またそれらを自分なりに解釈して自分のボキャブラリーで今度は書くことになる。

今日は医薬品の記事、明日は中国の政治についてなど毎日違う内容の記事を読んでも意味がない。天才でもない限り、絶対に記憶出来ないから。しかし、同じような内容の記事を3つ用意して、それらについて書かせて、最後に要約の記事を書かせると記憶が定着し、アウトプットも容易になる。

マテアス、すげえよ、あんた。なんか感動した!

ということでワンズワードでも早速真似するように全先生に告知しましたので、希望者は「Matías Method(マテアス・メソッド)」と名づけましたので、先生にそのように希望を出してください。実際にこのレッスン方法を実施した会員様は特典チケット1枚・・・・ここはひとつもうちょっと張り切って特典チケット2枚差し上げますので、ぜひお試しください。(お一人様ご応募は一回きり、申し込み期限は2012年6月30日までとします。もちろん、3日連続で受講する必要はありません。お時間見つけて、きちんと質の高いエッセイを書いて先生にレッスン時にスカイプを通じてお送りください。できる限り、同じ先生でご受講いただけるとより効果があると思います。)

そして三回終了した時点で感想とともにメールをサポートアドレス宛にお送りください。

※ちなみに先生たちには例文として下記3つの記事を送っておきました。

http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/newsenglish/witn/031224_witn.shtml

http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/newsenglish/witn/2004/12/041210_climate.shtml

http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/tenyear/witn_2006.shtml

どれも「World climate change(世界の気候変動)」についての記事です。本当はもっと互いに関連性がある記事が望ましいですけど。

ご応募お待ちしております!