Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

目に見えない革命:スペイン語とブエノスアイレスの狭間で

昨日、以前ブエノスアイレスにしばらく滞在していたアメリカ人のウェンディさんと久しぶりにスカイプチャットをした。彼女は自分でグラフィックデザインの会社を経営していたのだが、その会社をたたんで1年間の期限付きの旅に出た。

最初の滞在地として彼女が選んだのが、ブエノスアイレスであり、彼女と知り合ったのはちょうど1年前になる。

お互いブエノスアイレスに来て数ヶ月ということもあり、毎日のように色々と出歩いた。ただブエノスアイレスは彼女にとってみれば「旅の一部」だったが、自分にとっては「生活の一部」だった。

そのことを思い知ったのが、「ブエノスアイレスの生活はどう?何か変わったことある?」と訊かれて、僕は「いや、1年前とは変わらないよ。相変わらずスペイン語のレッスンを週五日取って、テニスを週二日している・・・・・」と答えたときだ。

たしかに何も変わらない。

ただ変わったことと言えば以前よりもはるかにスペイン語が上達したこと、それによって生活のストレスが激減したこと、またテニスをする友達が増えたことくらいか。

僕にとってみれば、「ブエノスアイレス」は生活だったけど、彼女にとってみれば、それは「旅」だった。だから、僕たちがブエノスアイレスで見る光景は全く違った。彼女は僕がまだスペイン語を週5日勉強していることに驚き、「すごい勉強熱心ね!」と言ってくれたが、自分にはそんな自覚はない。

言語を習得するということで最も重要なのは、それに費やす時間だ。ある程度は量が解決してくれる。半年や1年のあいだ毎日数時間勉強したぐらいでは、まだ初心者だ。それを何年も続けて、初めてその言語をマスターすることが出来る。

数ヶ月間、言語を勉強して「もうマスター出来た、次!」という人もいるかもしれないが、数年間、数十年間、毎日勉強してもまだ満足出来ない人たちがいる。結局のところ、自分次第ということだ。相手に負荷をかけないでコミュケーションが取れるようになれば、それはひとつのゴールといえる。それから先は個人の嗜好だと思う。

自分にとってスペイン語は日々接する人とコミュケーションを取る道具なので、その観点から言えばある程度満足できるレベルには達してきているとは思う。だが、あと1年くらいは今のペースでスペイン語の勉強を続けるつもりだ。

よく「英語をどのように勉強したらいいか?」という質問を受けるが、とりあえずは1000時間ぐらい勉強してみればいいと思う。すると、おのずと自分に合うやり方が見つかるし、1000時間勉強すれば英語を話すことがある程度出来るようになるので、外国人とコミュケーションを取る喜びを味わうことが出来る。

だが、問題なのは「1000時間も英語学習が続かない」ということだろう。今、それを解決するためにいくつかの項目に分けて、自分なりのヒントと方法論をまとめてみようと思っている。そして、それをセルフパブリッシングしてみたら面白いかなと考えている。

このようなアイディアが浮かぶようになったのも、スペイン語が上達したからだろうな・・・・・1年前は「身振りーノ、手振りーノから「キエイロ フン!」へ:単語暗記の重要性について」という状態だったのだから。

そう考えると、劇的な変化はあったのだが、人に言えることは「1年前と変わらず、週五日スペイン語を勉強している」ということだけだ。つくづく、本当に大事なものは目に見えないものだと思う。

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習情報へ

(応援よろしくお願いします!)