教育とは何か?
最近、そういうことを考えることがある。
たとえば、現在隣国とちっぽけな島について絶賛紛争中だが、彼らの国では「反日教育」とやらが主流で、「日本を憎め」と学校で教えられるという。
それも自国にとって有用な人間を育てるという観点からは、「あり」な教育かもしれない。
個人の観点から見れば、先入観を植え付けるような教育は、全く持って害だが、国という視点からは有利に働く点は多々あると思う。
そもそも、先入観を持たない人間なんて、この世に存在しえないのだから、誰だって気づかないあいだに、多少の先入観を持ってしまっているはずだ。
言葉を覚えるということはどういうことだろう?
特に違う国の言葉を覚え、それを自由に操れるようになるということは、存在しえないはずの「先入観を持たない人間」になるチャンスが飛躍的に向上すると思う。
例えば、幼い頃から英語を習い、不自由なくなれば、BBCやCNNなどを見て育ち、英語での情報ソースが確保できる。そんな人間に対して、国が強要する愛国教育なんてものは、よほどのことがない限り無力化されるだろう。
教育とは何か?
それは情報を手に入れることだと言えるのかもしれない。
もちろん、それだけでは足りない。その情報は客観的であればあるだけ、その教育の質は高まる。
教育とは何か?
それは手に入れた情報を使って、自分で考え、そこから何かを創造できる人間を育てることだ。情報を受動的に受けているだけの人間は、何も生み出さない。そこから新しい価値を作り出す人は、常にそこから自分で努力し、自分の道を目指す人間だ。
ちっぽけなオンライン英会話スクールかもしれないが、常にそのことを意識して、もっと能動的にそのような場所を提供していきたいと思っている。