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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

アドリア海の宝石:ドゥブロヴニクにて

もう7,8年も前に、とあるフランス人の女の子に「クロアチアの海はとても綺麗!アドリア海って言うんだけど、素晴らしいリゾート地がたくさんある!」と言われて、ずっと気になっていた場所だった。

そのあと複数の人から「クロアチアはアツイ!」という話を聞き、機会があれば必ず行くと決めていた。そして、今回の旅の旅程に組み入れた。

Dubronik_main_2

Castle_wall_dubronik

(写真はクリックすると拡大表示されます)

ちょうどグラナダからドゥブロヴニクへの飛行機が手配出来たので、まずはこの世界遺産に登録された城壁の街へと行ってみた。

たしかに美しい。

旧市街は城壁に囲まれ、石畳はてかてかと光りを放ち、ディズニーランドを思わせるどこか人工的な美を放つ。

ただ何よりも驚いたのは、その観光客の多さだ。まだシーズン前の5月と言うのに、原宿の竹下通り並の込みようだった。これがピークである7月,8月となると、一体どうなってしまうのかとても疑問だ。現地の人に訊くと、「足の踏み場もなくなる」とのことだが、確かに今からこのような状態だったら、その頃はそうなっているだろうと思う。

一生に一度は訪れる価値がある風景だと思うが、ピークシーズンのドゥブロヴニクだけは避けたほうが身のためだ。

そして、中世の風景に飽きたら、近くにいくつも美しいビーチがあるので、ふらふらと散歩に出るのもいい。

Lake_conpersona

Lake_nopersona

クロアチアの建造物を見ていると、東欧というよりも、どこかラテンの香りが漂う。ついこのあいだまでいたスペインのグラナダにも通じるものがある。おそらくそれはほかの東欧諸国にはない特色ではないだろうか?(東欧はほかにはチェコプラハに行っただけだが、プラハもいい意味で東欧のイメージからかけ離れている)

Calle_dubronik

もしかしたら、人がいない真冬のドゥブロヴニクもそれはそれでロマンチックかもしれない。だが、もし自分がこの街に再び戻ってくるとしたら、きっとシーズンが終わった9月に戻ってきて、ゆっくりと一ヶ月ぐらいかけてドゥブロヴニクから出発して、車でアドリア海沿いを走りながら、景色を楽しむだろう。

まあ、その前に運転免許証を取るのが先だけど・・・・・