メキシコシティに来て、二週間以上が過ぎた。
そして、Airbnbで宿を転々とすること、合計4回にもなる。
今日、引っ越したばかりだが、久々に一人でマンション一室を借りている。
Clean, comfy, convenient, walkable!
一週間で300ドルになり、一泊だと4000円ちょいという破格の値段でマンション一部屋丸ごと借りている。なぜなら、貸し手はいわゆるSublet(又貸し)をしていて、自分がアメリカに戻っているあいだの一ヶ月間だけ貸したいので、とびきり安い値段でAirbnbで出したらしい。
メキシコシティの住宅事情はすこぶる悪い。
とくに1部屋タイプのマンションが圧倒的に不足しており、最も多いタイプが二部屋、あるいは三部屋のマンションだ。(ちなみに今、借りているところも実は二部屋だが、もう一部屋の住人はたまにしかメキシコに来ないから、そこは鍵を閉めて、マンション一部屋全体を貸し出しているらしい)
外国人が集中して住んでいるメキシコシティで最もおしゃれでクールだと言われているコンデサ地区だと、二部屋タイプのマンションで日本円で10万から13、4万くらいはする。だから、多くのメキシコ人はコンデサ地区より少し外れたところでマンションをシェアして借りており、2000ペソから4000ペソ(1.5万から3万円)程度の家賃を払っている。(ちなみにメキシコのオラクルに勤める最近仲良くなったメキシコ人は、コンデサのど真ん中で5000ペソ(4万くらい)払って、合計3人でシェアしている)
Compartodepa(メキシコ人がよく利用するマンションのシェア募集サイト)
コンデサ地区近くに住む複数の外国人によると、一番オトクな家探しの方法は、気に入った地区を歩きながら、「賃貸」の看板を見たらそこに電話をかけて、交渉するという気が遠くなるほど効率の悪い方法だ。実際、昨日今日で試したが、値段も分からず、間取りも分からない状態で外観のみ見て判断して電話するのは骨が折れる作業だ。
世の中、オンラインでなんでもシェアして、ものを買ったり、売ったり、そして借りたりできるのは日本のような先進諸国だけなのだろう。
コンデサ地区は日本でいうところの青山や表参道みたいなところで、その隣に接しているのが、ローマ・スール、ローマ・ノルテという地区だ。この3地区が外国人に大人気のエリアになり、正直これらの地域以外に住んでいる外国人にいまだ会ったことはない。
待ち合わせも、食事も飲みもすべてこれらの地区で行われるので、結局のところ、ここに住むしか選択肢がないわけだ。(ちなみにメキシコ北部、ベネズエラ、そしてアルゼンチンから多くの人がこれらの地区に流入してきており、家賃は高騰している。ヘタすると、去年とくらべて3割増しのところもあるらしい)
(上記は最近、仲良くなったイタリア人のフレデリック君です。身長193cmもあり前職はモデルらしいですが、イタリア語、ドイツ語、英語、スペイン語、ポルトガル語の五ヶ国語を話すことが出来るので、今は観光業に鞍替えしたとのことです。)
最終的には、このまま友達を何人か作り、彼らとシェアするのも悪くないアイディアだと思っているが、すぐに宿を見つける必要があるので、頭が痛い。
しかし、明日は写真で紹介したフレデリック君と一緒に世界遺産の巨大都市遺跡テオティワカンというところに巨人男二人で行ってきます。(二人で、身長190cm以上のみ参加できるクラブを創設しました・・・・嘘です)
メキシコシティに着いて観光らしい観光は一切していないので、たまには遺跡まみれになるのもいいのかもしれないと思っている。