Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

オンライン英会話か留学:どっちが英語習得への近道か?

結論から言うと、留学する時間があれば、留学すればいいし、時間がないのであればオンライン英会話で英語習得を目指せばいい。

ただ、それだけの話しだし、それ以上の話でもない。

ただいずれにせよ、「英語を使う機会」を日常生活の上で創出する必要はある。そのためにオンライン英会話を使うのもいいアイディアだと思うし、また外国人の友人などが作れる機会があるのであれば、それを活用したほうがいい。(ただ友人はあなたの文法の間違いなどいちいち指摘しないので、相当な上級者にしか通用しない方法です)

留学したら英語を習得出来るというのも大きな間違いで、たいていは習得出来ない。本当にきちんと勉強しないと習得出来ないし、多くの留学者は日本人同士でつるむので、ますます英語を話せなくなる。

上記本は、留学もせず、またオンライン英会話なんて心底便利なシロモノもなかった時代に、「英語の達人」となられた方々の奮闘を分析し、彼らに共通する学習方法を提示している本です。(弊社にも推薦文を寄せて下っている関西大学の竹内先生のご著書です。日本の英語教育界の大ボスです)

この本を読めばよくわかるし、また周りにいる「英語の達人」に訊けば分かると思うが、たいてい「えっ、マジ?こんなに勉強するの?」というくらい勉強している。

自分自身、いまとなっては周りのメキシコ人から「どこでどうやってスペイン語を学んだのか?」と訊かれるぐらいになったが、スペイン語を習い始めた当初は下記状態だった。(時々、どうしてアルゼンチン訛りなのかと訊かれることもありますが・・・・)

身振りーノ、手振りーノから「キエイロ フン!」へ:単語暗記の重要性について

とにかく最初は大量の情報量をインプットする必要がある。特に英語のように学校で習った言語ではなく、全く一から始めるスペイン語の場合は、尚更だ。

アウトプットとインプットの狭間で・・・・・・

また話せるようになるためには、その基礎となる文法を徹底的に勉強し、数学で言うところの「公式」を覚える必要がある。(英語の場合も学校で習った英語なんてほとんど役に立たないので、また一から「話せる英語文法」を勉強する必要がある)

そこから一度覚えた文法や動詞活用を反復し、ライティングなどを通じて、自分のなかに蓄積させる。それがだいたい自分の場合、一日3時間から4時間勉強して丸一年かかった。それから一年は「レッスンの質」にフォーカスして、マテアス先生を通じて、「よりスペイン語らしい表現」を磨いていった。

後悔がない人生のために:スペイン語を話すということ。(なんだかこうして、過去のスペイン語関連のブログを読み返すと、泣けてきます・・・・努力は裏切らない)

だから英語でもスペイン語でもどうやって勉強したかと訊かれたら、「ふつうにたくさん勉強した」と答えることしか出来ない。特に近道した記憶もないし、自分のレベルが上がるに連れて、きちんとその負荷を上げていった結果だ。

おそらく今後、留学もオンライン英会話も使わず、「英語の達人」となるような人たちは出てくるだろう。インターネットの世界で探せば無料の英語学習コンテンツなんて溢れているし、これらはこれからどんどん精度も質も良くなってくる。

だから、英語の学習方法自体を語るのは馬鹿げている。

重要なのは、あくまで自分にあった方法を見つけ、そして適度にその負荷をあげて、「より高みを目指す」ことが一番重要なのだ。

自分みたいに追い込まないと努力しないタイプは、実際に現地に行って、右も左も分からない状態に自分を追い込み、強制的に自分自身を勉強させて語学を習得する必要がある。またもっと自律心が富んだ人は自宅でこもっても、語学を習得することが可能だろう。

努力は人を裏切らないが、自己満足のための無駄な努力は辞めた方がいい。最終的に結果を決めるのは、「学習の質」だ。その学習の質を高めないことには、いつまでたっても満足に外国語を話すことは出来ない。それだけは断言出来る。

ただ、今言えることは新しい言語を獲得することには、「メリット」しか存在しないことだ。「英語を話せて損した!」とか「スペイン語あんなに勉強して損した!」と思ったことは一度もない。特にスペイン語に関しては、本当に自分を追い込んで勉強した甲斐があったと思っている。

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メキシコシティに着いて、2,3週間ですっかりスペイン語の輪に溶け込んでいます。ブエノスアイレス時代の苦労が報われました。でも隣のフレデリック君(イタリア人)がどうしてこうもデレッとしているのか疑問です)

自分にとってみれば、「外国語を習得する」のはコミュニケーションのツールを増やすことに他ならないので、これからもまた違う言語を話す国に住む機会があれば、積極的に語学を習得していきたいと思っている。