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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

メキシコシティで誕生日を祝う

先週の土曜日にメキシコ人の友人アビマエルに「来週の火曜日は何するの?」と訊かれて、「はて、火曜日何かあったか・・・」と考えて訊いたら、「いや、ユウキの誕生日だよ」と言われた。

正直、自分の誕生日に対してはその程度の感慨しかなかった。

なにしろ39回目の誕生日になるのだから。

ただ、さすがに一人で過ごすのもどうかと思い、お世話になったアビマエルにご飯でもご馳走しようと思い、夕食に誘った。そしてそのあと、バーでも行こうかと思い、何人かの友人に声をかけた。

Birthday03_2

(右からアビマエルのルームメイトのアレックス、背の高い日本人、アビマエルです。そして、奢るつもりが、この二人に奢られてしまいました。いい人たちだ)

そのあと、ほかの友人たちと待ち合わせしたバーに移動した。

Birthday01

(奥にいるのがメキシコ人アレックス、自分、イタリア人フレドリック。そして手前にいて顔がでかく写ってしまったのがアビマエル。基本、いつもこの4人のうち誰かと出かけることが多いです)

当日、声をかけただけなのに、10人以上の友人が集まってしまった。

メキシコ人のノリの良さに驚くとともに、彼らと出会えた幸運に感謝した。

(ちなみに写真で見切れてしまったドイツ人の女の子に「メキシコに来たのが一ヶ月前なのに、どうしてこんなに友達多いの?」と訊かれた・・・・)

ブエノスアイレスで当日声をかけて集まってくれるのは、アルゼンチン人のマウロとアメリカ人のマイクぐらいかもしれない。さらに日本だと、「当日誘う」という行為があまり認められていない気がするので、果たして何人の友人が集まってくれるか分からない。

メキシコでは「誕生日を祝う」ということにかなりの情熱をかけているのが伝わってくるが、それにしても気のいい人たちだ。

もしかしたら、ここ10年で一番思い出深い誕生日だったかもしれない。

わずか一ヶ月前に来たばかりのメキシコでこんな盛大に誕生日に祝ってもらえるとは思ってもいなかった。

来年は世界のどこにいるかもわからないが、新しい友人たちとの思い出はいつまでも大事にしたい。