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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

鼻毛とメキシコ

今、とある案件で各国のベンダーさんと交渉している。

正直、かなり切羽詰まった状態だ。

日本、インド、アメリカ、それにもちろんここメキシコシティのベンダーさんとも交渉している。メキシコシティ以外はメールとスカイプで交渉しているわけだが、メキシコシティは当然ミーティングの場を設けて直接会っている。

(「起業家マインドに触れる:メキシコシティにて」で紹介したエリックがエンジニアを紹介してくれた。)

メキシコで一番オシャレな地区、コンデサ地区のこれまたオシャレなコーワーキングオフィスで先日、とあるメキシコ人エンジニアと会った。

当然、パソコンを相手に見せながら説明しないといけないので、そのエンジニアが隣に座り、スペイン語であれこれと自分が説明して、今回の案件の概要を伝える。

で、そのときにやつが・・・・・

いや、もうかなりの大物が・・・・・

鼻毛。

豪快に出ているわけです、ほんとうに嫌になるほどに。

もうこっちは状況も状況なのでテンパっているのに、鼻毛。

やつはその鼻毛を豪快に出しながら、話を聞いているわけで。

なんか腹立ってくるわけですよ、ほんと。

そのあともメールのやりとりとかしていますが、なんか少しでも問題があると「やっぱり、鼻毛が出ているから」と論理的な帰結をして、すべては「鼻毛のせい」と自分の頭のなかで自己処理しますからね。

あの女子ワールドカップで日本を優勝させた佐々木監督の奥さんは「どんなに仕事ができる人でも鼻毛ひとつ出ているだけで女性社員の信頼と尊敬は減ってしまう」と佐々木監督にアドバイスして、毎日鼻毛を処理して、女子たちの尊敬を勝ち取り、見事優勝したわけです。

いわば、鼻毛の勝利です。

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ちなみに佐々木監督でグーグル検索すると、すぐ「鼻毛カッター」が出てきます。佐々木監督とはまさに切っても切れない関係なわけで。

女子だけではなくアラフォー男子の尊敬からの鼻毛ひとつで、どん底まで落ちますからね。週4回ぐらい会っている出来るメキシコ人ビジネスマンのアビマエルの鼻毛なんか見たことないし。

やっぱり出来る人は毎日鼻毛の処理をしているわけです。

(ちなみにデパート勤務だったうちの父親も毎日鼻毛処理していました・・・・・)

でも、エリックの紹介なので無下に断るわけもいかず、今日もこれからその鼻毛の人とミーティングです。最終的に見積もりが出てから、「価格が合わない」と言って断るつもりですが・・・・・まさか、「鼻毛のせい」とは言えないし。

いやー、まじ自分も気をつけようと思った一件でした。

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(一応、これでも世界一周中です。スカイプとメールを駆使していますが、ほんと実際に人と会うのは重要なだな・・・・応援よろしくです)