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Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

世界には4つの国しかないそのひとつの国:ブエノスアイレスにて

メキシコ人の友人アビマエルが来たので、久しぶりに一緒に観光スポットを一緒に回り、「観光都市としてのブエノスアイレス」という側面から色々と考えるいい機会となった。

Laboca

マラドーナで有名な街、ボカ地区です。

アルゼンチン人も怖くて近寄らないという噂の地区です。近頃はかなり再開発されて雰囲気は多少良くなったのですが・・・・観光地区以外は行かないほうが身のためかと。

Recoleta_cementario

打って変わってブエノスアイレスの高級街レコレータ地区にある墓地。

最も人だかりが出来るのが、ペロン元大統領の妻エビータの墓です。

Ateneo

世界で二番目に美しい本屋さん・・・・世界で二番目に美女が多い国でもあるアルゼンチン。一位が取れない!(今はメッシがいるからいいのか。ちなみに世界最高峰のサッカーチームであるバルセロナの監督もアルゼンチン人。さらに法王もアルゼンチン人・・・・・意外とやるぜ!アルゼンチン!)

Cafe_tortoni

ブエノスアイレス最古のカフェ・トルトーニ。

ここは雰囲気がいいので行く価値があります。

観光地の個々のクオリティはパリやロンドン、それに半年前に行ったクロアチアに比べると、正直足元にも及ばないかと。パリのノートルダム寺院などは見るだけで圧倒されるし、クロアチアスプリトの古風な街並みやドゥブロヴニクの城塞都市はそれだけで賞賛に値する。

アドリア海の宝石:ドゥブロヴニクにて

ただアビマエルはかなり気に入ってくれた。

おそらく、メキシコシティに比べて、何よりも広々しているし、人々がリラックスしているからだろう。

(リラックスし過ぎて、レストランやバーのサービスの質はくそ悪いが・・・・)

ブエノスアイレスは個々のものを見ると、どれも本当は2流のものばかりなのだが、その素晴らしい天候とのどかな雰囲気で「なんとなく一流かも」という雰囲気を醸し出す不思議な街だ。

Tangp_festval01

Tango_festival02

ブエノスアイレスが世界に誇れる一流なものは、タンゴしかないのかもしれない・・・・・それだけは確かに世界一だろう。

それでも、その街自体が持つロマンチックな雰囲気がいまだに世界中の人々を魅了する。

自分もメキシコシティからブエノスアイレスに来て、「なんとなく落ち着くなー」とは思う。生活のスピードがゆっくりしているし、人々がせかせかしていないからだろう。メキシコシティから来たアビマエルも同意見だったが、メキシコ人からも「ゆっくりしている」のだから、相当なものだろう。

ただ一番のネックはその治安の悪さだ。

メキシコシティに住んでいるメキシコ人であるアビマエルに何度注意したことか。

彼はメキシコシティにいるときのように、カメラを外で持ち出し、カフェのテーブルなどに置くので、「いや、ここブエノスアイレスでは、そんなとこにカメラ置くと、盗られるから」と注意した。

平和ボケしているとされている日本人に注意されるメキシコ人もどうかと思うが・・・・・・

とにかく油断も隙もない街がこの街、ブエノスアイレスであることは確かだ。

この治安の悪さと政治的混迷を抜け出せれば・・・・と言われ続けて、かれこれ数十年経つけど一向に代わる気配はない。

1971年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者クズネッツの有名な言葉のひとつに、「世界には4つの国しかない。先進国と途上国、そして、日本とアルゼンチンである」というのがある。あらゆる天然資源と広い国土を持っているアルゼンチン、その逆に何も持たない国日本、しかしなぜか今や日本のほうが圧倒的な国力を誇っている。

そういう意味では、経済を勉強するにはうってつけの国なのかもしれない。

「どんなに豊かな資源があっても、こうしたら国はダメになる」というのがよく分かるだろうし。

世界初の衰退国アルゼンチン。

これから先進諸国がアルゼンチンのように衰退国になる例も出てくるだろう。

ある意味、世界の最先端をいっている国ではある。

(不本意ながらもだろうけど)

これからどうなるか全く分からないが、とにかく目を離せない国だ。

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