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Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

世界の仕事のあり方についてブエノスアイレスで想う

最近、毎日セルゲイさんとやりとりをしている。

セルゲイさんはアメリカの開発会社の人なのだが、ブエノスアイレス時間の朝でも夜中でも常にメールやスカイプチャットを送ってくる。

ついでに土曜日でも日曜日でも連絡は来る。

いつこの人は寝ているのだろうか?

エンジニアという業種の人たちは万国共通、一日20時間働くものなのだろうかと、ふとブエノスアイレスの夜空を見ながら思う。

セルゲイさんの会社はもしかしたら、全員セルゲイと名乗って、交替制で働いているのかもしれない。

このあいだ、時間を決めてスカイプしようとなったので、いよいよ「生セルゲイ」を拝めるかと思ったら、チャットだった・・・・・たしかに、話すよりも無駄な時間が少ないし、すべて履歴に残るのでうまいやり方だとは思う。

日本人はすぐにミーティングをしたがるし、スカイプといえば「対面で話す」ことが基本だ。だが、効率を考えると、チャットで話したほうが要件はあっという間に片付く。

毎週、フィリピンとスカイプで話すが、とりあえずは天気の話題から入ったりするけど、チャットにはそんなものは必要ない。要件のみだ。

ただ個人的にはこういうビジネスライクな感じは好きだ。

日本の会社相手だとまずは、会って話して、その担当の人に気に入られないと先には進まない。まったく可視化されていない世界だ。

すべてはブラックボックス化されている。

大事はなことはすべてゴルフ場で決まられていると言われる魑魅魍魎が跋扈する世界だ。

きっと世界では、大事なことはすべてスカイプチャットで決められているのかもしれない。

あとでどんなに言い訳しても履歴は残るし、証拠になる。ビジネスの世界ではそれは重要だ。

そもそもセルゲイさんは何人なのだろうか?

勝手にアメリカの開発会社に勤めるロシア系アメリカ人というイメージを抱いているが、「なにじん?」という基本的な質問すらしない、ビジネスに特化している関係だ。

Sergei_vassilievich_rakhmaninov

(ロシア人、セルゲイで検索したらこんなイメージにぶち当たった。音楽家らしい・・・・)

メキシコにいようが、ブエノスアイレスにいようがアメリカの開発会社のセルゲイさんと仕事が出来るなんて、便利な世の中になったと思う。(もちろん、一度も会ったことないし、会うこともないだろう)

セルゲイさん、日曜日くらい休めばいいのにと気怠いブエノスアイレスの午後の日差しを浴びながら、そう想う。