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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

Kaye先生の退職について:新しい旅立ち

ワンズワード創業以来、ずっと勤務してくれたKaye先生が退職し、日本の英会話スクールに勤務することになった。彼女はすでに日本に無事到着し、新しい勤務先で新しい人生のスタートを切っている。

anjin_ikeda (彼女を日本に招待したときに、鉄板焼きに連れて行ったらすっかり気に入り、それから「Teppan」を連呼するようになった)

本来であれば、もっと早く会員様にお伝えするべきことだったが、彼女にも色々と事情があり、お伝えすることが出来ず、大変申し訳なく思っています。

この移籍劇は本当にドラマのような話で、当事者としても色々と大変だった。 ただうちの方針としては、とても歓迎すべきことだと思っている。「1人の人間としての成長」を考えた場合、彼女にとって日本でひとり暮らしをして働くということは、とてつもなく大きなステップだ。

だからこそ、新しい勤務先からの身分照会が来ても、「ぜひとも雇って欲しい」と頼み込み、初めてのフィリピン人講師ということで躊躇していたオーナーの方も、その言葉で採用を決意してくれた。

ワンズワードにとっても大人気の先生を失うことは大きな損失だが、会社は個人のためにあり、会社のために個人の人生を犠牲する必要はない。むしろ、個人は積極的に会社を利用すべきだと思う。

とは言いつつも、うちの先生に取ってみれば、これがデフォルトになっており、最近新しく雇ったアドミンは、「あんたは先生を甘やかし過ぎ!」と言われている。まあ、いいじゃないかと思う、そんな酔狂なスクールがあっても。

彼女に変わるような先生をまた新しく発掘し、その人たちもまたワンズワードを巣立って、新しい人生を手に入れていく。そんな循環をこの小さな会社を通じて実現していければと思っている。