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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

40歳の誕生日を迎えて:ブダペストより

うっかり40歳になってしまった。 ここブダペストでまさか40歳の誕生日を過ごすことになるとは、夢にも思わなかった。

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そもそもマリアの結婚式に呼ばれなければ、平穏無事にメキシコシティで誕生日を過ごしているだろうし、友達からはんば強制的に誕生日パーティーを開催させられていただろう。しかし、ここはブタペスト。

朝起きて、仕事をして、近所にある桃太郎ラーメンという中国人が経営している怪しげなラーメン屋に行ってラーメン食って、それから温泉へと行って、また仕事をして、それからタンゴを踊りに行ったら、もう誕生日が過ぎてしまった。

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そして、偶然にもブダペストでは明日からタンゴフェスティバルが開催されるらしいので、ついでといってはなんだかそれに参加することにした。

ブエノスアイレスでは、グループレッスンが1クラス400円とかそれくらいだったので、毎日のようにレッスンを受けられたが、ここブダペストのタンゴフェスティバルでは、1クラスが25ユーロ(約3500円)する。

タンゴレッスンはブエノスアイレスに帰った時にしこたま受けることにして、ミロンガだけに参加することにした。

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それしてもブダペストの街並みはとても綺麗だ。 また街の中央にはドナウ川が流れている。ロマンチックにもほどがある、この街は。

ラーメン食べて、温泉に入っている場合でもない。だが自慢ではないが、ウェールズで風邪を引いた。予想外に寒かったのだ。風邪と腰痛を押して、マリアにこき使われて写真を撮ったから、ただいまブダペストで絶賛休息中だ。

フェースブック、スカイプ、メール、それにWhatsupからこれでもかいうくらい誕生日おめでとうメッセージをいただいた。幸せなことだ。考えてみれば、そのほとんど、この2,3年で知り合った人たちからのメッセージだ。伊達に世界各国旅歩いているわけではない。

こうした機会にしかやりとりをしない人たちもなかにはいるが、それでも共有した思い出はいくつかある。

20代、30代はたいていの人が変化に富んだ人生を送り、夢に邁進しているときかもしれない。でも、40代、50代、それに60代になっても同じように走り続けられる人が何人いるだろうか。

自分はそのなかの一人になりたいと思う。いくつになっても、世界各国で新しい友だちを作り、自分でも予期しないことが起きるような人生を過ごしたいと思う。もちろん、これからもっと多くの責任を伴ってくるだろう。だからといって、自分の人生を退屈にする必要性も微塵もない。

常に「これから」が楽しみな人生を今後もずっと創造していきたい。