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Keep My Word

19歳から旅を始めて、スコットランドで英語を学び、アルゼンチンでスペイン語とタンゴを学び、メキシコではサルサをかじり、オンライン英会話/スペイン語スクールを運営している男のブログです。海外滞在歴10年、50カ国ほどぶらぶらしました。

人生を変えるための覚え書き:リスボンにて

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忘れないために書いておこうと思う、人生を変える方法について。

1.戦略

2.選択

3。武器

以上、3つのことが人生を変えるためには最も重要だ。

人はよく目標を立てよと言うが、それは簡単なことだ。だが、意外と見落としがちなのは、それに対してどのように取り組むのかという戦略だ。繰り返し言うが、戦術ではなく戦略だ。その違いを明確に意識しないと、目標は達成出来ない。

例えば、「英語を身に付けよう」と思い立つ。そうして、たいていの人は当てずっぽうに参考書、英会話学校、それに適当に一日一時間などと決めて勉強を始める。これはただの戦術であり、戦略ではない。

戦略とは、例えば英語を身に付けるためには何時間必要か考え、それに対して自分が一日何時間割けるか決め、そうしてどのように勉強していくか具体的に決めていく作業を言う。仮に英語を身に付けるのに1000時間必要とするのであれば、自分がそれに割ける時間は一日二時間と決め、それを忠実に実行するために一日のスケジュールを決め、動機付けなども絡めて、着実にそれを推進していくことを戦略と呼ぶ。

もし、そのような自制心を持ちあわせていないのであれば、自分のように「とりあえず留学して、英語しか通じない環境に自分を追い詰めて、英語を徹底的に学ぶ」という選択肢もある。これもひとつの戦略である。だが、戦略は徹底する必要がある。留学するのは簡単だが、周りに流され、英語をろくに身に付けないまま帰国するパターンが多いのは、この「戦略を徹底する」という意思が欠けているからだ。

自分の場合は、「英語しか話さない」と決めていたので、たまに日本人と会ってもすべて英語で通した。彼らには「変人」扱いされたが別に意に介さなかった。重要なのは「英語を身に付ける」ことであり、「日本人と仲良くなる」ことではなかったので、自分にとっては当たり前のことだったからだ。

次に選択だ。

ある意味、これがすべての鍵を握っている。人生を変えたいのであれば、「選択」することに着目し、意識的にそれで変えていくことが一番の近道だ。知らず知らずのうちに我々は日々、選択している。それは旅をするとよく分かる。どこに行くにも、なにをするのも自由だ。誰からも強制されない。ただ、ふと入ったレストラン、それにバーで思いもかけない出会いが生まれたり、たまたま乗った電車やバスで「面白そうなもの」を見かけた時に躊躇せずにそこから降りて、それを追ったりすると素晴らしい発見がある場合もある。

旅のような劇的なシチュエーションにも関わらず、我々は日々選択していることを意識すれば、おのずと人生は変わっていく。日々の選択に責任を持つことを意識すれば、安易に事を決めずに熟慮し、それこそ戦略的に自分の人生を変えていくことも可能だろう。

最後に武器について語ろう。
武器の対極にあるものを知っているだろうか?

それは資格だ。
多くの人は、それを獲得するために多大の時間をかける。分かりやすい例を言えば、先に例を出した英語について言える。

それは英語を身に付けるために「TOEICで800点以上取る」「英検1級を取得する」などの思考回路だ。それは武器ではなく、資格であり、世界では通用しない。

武器とは「世界のどこに言っても通用する自分だけの戦闘兵器」のことを指す。ほかの国の人に「自分は東大出身です」「TOEIC満点取りました」と言っても通用しない。それはただの資格であり、武器ではないからだ。武器とは「東大で何を成し遂げ、どのような成果を挙げたか具体的に示すこと」を指し、「英語で外国人相手に何不自由なくコミュニケーションを取れる」ことを武器と言うのだ。

武器がないと世界では戦えない。そのことを肝に命じて、世界に打って出る必要がある。「これからはグローバル!」など煽られて、世界に丸腰で打って出ても、取って食われるだけだ。それを避けるためには、まずは戦略を立て、日々意識的に選択し、そして多くの武器を身に付けてから世界に打って出る必要がある。

今の人生に満足し、これからも何も成し遂げることもなく平穏に暮らしていきたければ、別にこれらのことはさして重要でない。だが、世界に変革をもたらし、これからより良い人生を生きたいのであれば、「戦略、選択、武器」という三つのことを頭に入れて、行動したほうが人生という戦いに勝てる勝算が高い。

世界を変えるために世界に打ち勝つ必要はない。ただ、自分に打ち勝つ必要があるだけだ。そのことだけは肝に銘じて覚えておえて欲しいと思う。