Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

3ヶ月以内に達成可能な目標を持って語学学習を行うべし

語学学習において最も重要なのは適度な負荷をかけることである。 そして、これが一番難しい。

自慢ではないが、イタリア語学習はすでに暗礁に乗り上げている。 30分のオンラインレッスンを一ヶ月続けて、なんとなくイタリア人先生相手には片言のイタリア語で話すことは出来るようになった。実際、一ヶ月居たイタリアでも、かなり役には立った。

しかし、これ以上のレベルに進もうとすると、やはり一からきちんと文法、特に動詞の活用を覚える必要がある。イタリア語もスペイン語と同じように、過去形、現在形などすべて活用し、いちいち覚えていかなくてはいけない。

イタリアに滞在していた頃は、すべて一人称で切り抜けていたが、やはりきちんとしたイタリア語を話すにはすべての動詞の活用を覚えるのはとても重要だ。30分のオンラインレッスンに以前から懐疑的だったが、実際に自分がやってみて、納得した。

30分だと、カタコトでもなんとかなってしまう。

カターニャ

しかも、相手はイタリア人だ。世界中探しても無口のイタリア人なんて見つからないだろうと思うくらい話好きな彼らだ。イタリア語の初心者相手に、マシンガントークを炸裂させてくるから、こちらが何も言わなくても30分なんてあっという間だ。

しかし、それが50分となると話しは違ってくる。今のレベルでは50分のオンラインレッスンをこなす自信はない。

オンライン英会話スクールを始めるときに、25分レッスンではなく、50分レッスンにすることにこだわったが、まわりの人たち全員に反対された。

50分レッスンを取りたい人は25分レッスンを二コマ予約出来るようにすればいいだけで、業界の標準となっている25分にしたほうが顧客受けするとの見方が大半だった。ある部分、これはとても正しい。

だけど、人間って楽なほうに流れるのだ。

自分がそういう立場になってみてよく分かるが、50分レッスンを受講可能だとしても、25分レッスンという選択肢があると、やはりそちらを選んでしまう。特にたいした準備をしなくても25分ならば、なんとか場を持たすことも出来るが、50分となると話しは違ってくる。

先生も50分レッスンを受け持つのと、25分レッスンを受け持つのとでは、全く意気込みも準備も違ってくるだろう。ある程度、話せるようになってきて、ちょっと口を馴らすため程度の利用であれば25分でもいいが、きちんとしたレッスンを受講したければ、50分は受講しないと意味がないとは思う。 (あるいは自分のように全くゼロから語学を始めた場合は、どうやっても話せないので、30分以内のレッスンが望ましい)

それと、やはり短期的な明確な目標を持たないと、語学学習は続かない。 イタリア語を始めたのも、「3ヶ月以内にイタリアに行く」という明確なプランがあったから続けられたが、そのイタリアから帰ってきてしまったので、もうそれほどのモチベーションはなくなってしまった。

ここメキシコで、特にイタリア語を使う必要もない。

http://jp.oneswordonline.com/introduction/first

我ながら、自分がここに書いたことは、すべて本当だったと再確認した。ただ、だらだらと語学学習を続けても一向に上達しないので、3ヶ月以内に達成できる明確な目標を作って、そこから逆算してイタリア語学習を続けていきたいと思っている。

語学学習に近道はないのだ。