Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ありのままの自分で幸せであることと経済発展について

2014年ももうすぐ終わりだ。

今年の新年はブエノスアイレスで迎え、それから2月にメキシコシティへと舞い戻り、また3月末には日本に一時帰国、そこから香港、フィリピンへ赴き、それからまた5月にメキシコシティへと戻った。

さらに8月には友人のマリアの結婚式のためにイギリスへと行き、それからヨーロッパをふらふらして、9月はイタリアで過ごした。10月にまたメキシコシティに戻り、今月24日に日本へと一時帰国する。それから、またブエノスアイレスに行ってからメキシコシティへと戻る予定だ。

自分ではずっとメキシコにいた気もするが、意外と色々と旅をしていたことに気がついた。今はとにかくワンズワードオンラインのリニューアルを終わらせたいと思っているが、雇っているインド人のメンタリティーにしてやられて、絶賛苦戦中だ。

考えてみれば、インドには三回行ったが、そのときも「約束を守らない」「決めた金額にさらに上乗せしてくる」「常に自分のほうが立場が上だと勘違いする」が随所に見られたが、今回仕事で雇ってみて、さらにそれを100倍増幅したようなインパクトでやられている。

なかには気のいい働き者のインド人もいるのだろうが・・・・・

仕事ではインド人にしてやられ、日常生活ではメキシコ人に左右される毎日だ。「予定は未定で成り行き次第」という生活も悪くもないが、来年はもっときっちりとしたい。

人は5つの土地を行き来すべきと言われている。「生まれた土地」「 パスポートを持つ土地 」「仕事をする土地」「 資産を持つ土地」それに「遊ぶ土地」だ。日本人で生まれたのであれば、最初のふたつは日本である場合がほとんどだが、残りの3つは今後複数持つ人が増えていくだろう。

遊ぶ土地としてはラテンの地は最高だが、仕事をする土地としては正直どうかとは思う。

成長著しいアジアの国々に資産を持つのはいいアイディアだと思うが、遊ぶ土地としてはどこか物足りないだろう。

ただ自分のようにネット上で仕事をしている人間は、それらの土地の区分けがあいまいだ。ただ、やはりせっかくメキシコにいるのだから、この土地で仕事をしたいとは思う。アルゼンチンのように国が破綻している国では何も出来ないが、メキシコはその点まだ自由がある。メキシコでのマーケティングが一段落すれば、違う土地に暮らすのも悪くないと思っている。

でも、ラテンの人たちは今のこの治安も悪く、経済的にもそれほど豊かとは言えない状態でも十分と幸せなのだ。だから、きっとアジアの国々のように著しい経済発展は見込めないかもしれない。

ただそこに存在しているだけで幸せというのも、考えものだ。

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