ラテン音楽はやはりとても陽気な音楽だ。
気怠い日曜日とどこまでもポジティブなムッシュ・ペリネの音楽について
ムッシュ・ペリネのライブに行ってから、ラテン音楽ブームが我が家にやってきて、毎日ラテン音楽を聴いている。スペイン語の曲は英語の曲のよりも聞き取りやすく、歌詞が頭に入ってくる。
まずはアメリカ生まれだけどメキシコ育ちのJulieta Venegasの曲からご紹介。
ブエノスアイレスに住んでいた頃のスペイン語の先生ロレーナから教えてもらってから、かなりのヘビーローテーションで聴いている歌手だ。しかし、ここメキシコではなぜかあまり彼女のことを好きというメキシコ人に会ったことはない・・・・
この曲は鉄板だ。
メキシコではこの曲がかかれば、みんなが歌い出し、踊りだす。Marc AnthonyはNY生まれのプエルトリコ人だが、おそらく最も成功したサルサ歌手の一人と言えるだろう。
そして、Luis Enriqueのこの曲だ。
サルサといえば、この2曲がここメキシコでは鉄板と言える・・・・
ちなみにニカラグア人らしい。
ベネズエラ人のLos Amigos Invisiblesのこの曲がバーなどでかかると、メキシコ人は常にトランス状態となる。なぜかは知らないが、彼らはこの曲が大好きだ。
我が第二の故郷と言えるアルゼンチンはここラテン諸国では良質のロックの産地として有名だ。特にこの曲はメキシコでよくかかり、アルゼンチンに住んだことがあることを知っているメキシコ人の友人はいつもこの曲がかかると「このバンド、アルゼンチン人だよ」と教えてくれる。リードボーカリストであるグスタボ・セラティは4年前に脳梗塞で倒れ、今年の9月に亡くなったが、彼らの音楽はずっと語り継がれるのであろう。
最近のマイブームの曲がこれだ。 Calle 13というバンドだが、何よりもその音楽性が素晴らしい。
ラテンラップと言えばいいのだろうか? とにかく一度聴いてみる価値はある曲だ。 (ちなみによく分からないPVが多い中、このPVはよく出来ている)
そして、アルゼンチンポップではVicenticoがとても有名だ。 特にこの曲を知らない人はここラテン諸国にはいないだろう。
ムッシュ・ペリネの同胞とも言えるEstemanは最近最もよく聴いているバンドかもしれない。ムッシュ・ペリネとの共作である下記曲も好きだ。
こうして毎日、ラテン音楽を聴いていると、人間的にどんどんラテン化して、ルーズな人間になっていくのかもしれない・・・・・中南米、南米をこれから旅するひとはこれだけの音楽を抑えておけば、街中で実際にこれらの曲を聴く機会はあると思う。 (ムッシュ・ペリネとEstemanはコロンビア以外ではたいして有名ではないが、ほかのバンドは基本ラテン諸国ではとても有名だ)
きっと日頃聴いている音楽とは一味も二味も違う音楽なので、日本にいながら、非日常性を味わえる音楽だと言えるだろう。我ながらラテン音楽にうつつを抜かすことがあるとは想像していなかったが、人生なにがあるか分からない。