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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

世界一周

ブエノスアイレスへの旅:ラテンの経済について考える

ついに11月24日にブエノスアイレスに向うことにした。 当初は片道切符を買い、ブエノスアイレスに2ヶ月いたあとは、そのまま日本に一時帰国する予定だった。しかし、メキシコシティからブエノスアイレスまでの片道切符と往復切符が同じ値段だったので、…

世界で話されるスペイン語:そして英語の宿命について

スペイン語は大別すると、4つに分けられる。 まずもちろん、スペインのスペイン語、そしてカリブ海沿岸にある中南米、南米のスペイン語(コロンビア、メキシコ、グアテマラなど)、それにチリのスペイン語、それからアルゼンチンのスペイン語だ。 (もっと…

そして誰もいなくなった・・・・動物園へようこそ!

なんの話かというと、通っているスパルタ・サルサ教室の話だ。 (日本にいた頃は、サルサというと六本木にいるチャラチャラした人たちがシャカシャカして踊っているイメージがあったが、まさかスパルタとは・・・メキシコって、ある意味すごい!) メキシコ…

ラテンな世界観:踊るということについて

ブエノスアイレスから世界一周の旅に出発したが、あっさりとメキシコシティで頓挫し、とりあえずは世界一周航空券ではなく、普通のチケットを別途購入して、11月末にはブエノスアイレスに戻る予定だ。 (チケットは一年間有効なので、4月末までに残りのチ…

世界の富裕層である日本人について:メキシコシティにて

最近、ふと身の回りのメキシコ人、外国人を見渡して気がついた。 そのほとんどが富裕層かエリート層に所属している人たちであることに。 メキシコで一番仲の良いアビマエルは、メキシコでトップの大学を学費免除の特待生として卒業し、今はオラクルに勤務し…

友を想う:メキシコシティにて

メキシコシティに来て、2ヶ月が経過して、通算6回目の引っ越しをした。 (レフォルマ地区というビジネス街の一等地にあるスタジオフラットで、家賃6万円です。今まで一番コストパーフォーマンスが高い!) 来た当初は外国人が集まるコンデサ地区あたりに…

メキシコの富裕層について:お金を持つ責任

日本に普通に生活していたら、「この人、けっこう金持っているな」と思うことがあるが、桁外れの金持ちというのはあまり見かけることがない。 しかしながら、最近友人になったアレックスは常に運転手付きの車で移動し、上記のような広大なリビングある豪華マ…

2020年の東京オリンピックにむけて:メキシコシティにて

2020年まであと7年。 そのときまでにどこにいて、何をしているのかもよく分からないが、2020年には東京にいて、オリンピックを観戦したいと思う。 (英国紙ガーディアンより転載) ただそれまでに日本が解決するべき問題は多い。 先日、フィリピン…

世界の郵便事情:アナログとデジタルの狭間で

日本の郵便事情は素晴らしい。 おそらく、こんなことは日本に住んでいる日本人にとってみれば、当たり前過ぎて気が付かないことかもしれない。 以前、ホリエモンがブログで「日本の郵便局って、ほんとすごいんですよ。六本木ヒルズ ホリエモンって書いてある…

メキシコシティで誕生日を祝う

先週の土曜日にメキシコ人の友人アビマエルに「来週の火曜日は何するの?」と訊かれて、「はて、火曜日何かあったか・・・」と考えて訊いたら、「いや、ユウキの誕生日だよ」と言われた。 正直、自分の誕生日に対してはその程度の感慨しかなかった。 なにし…

うんこである自分を自覚するということ

この記事を読んで、ずっとこう何かひっかかっていた。 マネーの虎が倒産する理由について ここで定義されている「成功」の定義や、コンプレックス、それに成功したとされるあとの周りの対応に関して、どうも納得出来なかった。 それが、下記記事を読んで見事…

人間というマクロ経済について:メキシコシティにて

世界一周航空券の一番いいところは、一度決めた日程を自由に変更出来ることだ。 世界一周運賃 行く先の変更は色々と制限があり、また1回につき125ドルかかるが、日程変更だけならば、電話一本で簡単に変更できる。よって、当初は7月21日にマイアミから…

日本のオンライン英会話業界について:明るい未来はあるのか?

ふとツイッターを見ていると、下記謳い文句の新しいオンライン英会話スクールを見つけた。 「業界初コインパーキング型 勉強しない インスタント英会話 3分100円/オンライン英会話 月会費無し!!」 そして、極めつけは下記です。 「インスタント英会話で…

決断を待つということ:メキシコシティにて

メキシコシティに着いて、二週間経ったが、特に観光もせずに過ごしたので、イタリア人のフレデリックとともにメキシコシティ近郊にある巨大遺跡テオティワカンに行ってきた。 メキシコシティに長年住んでいるフレデリックの姉からの「テオティワカンに行くな…

必見!メキシコシティの住宅事情(誰の役に立つのか・・・)

メキシコシティに来て、二週間以上が過ぎた。 そして、Airbnbで宿を転々とすること、合計4回にもなる。 今日、引っ越したばかりだが、久々に一人でマンション一室を借りている。 Clean, comfy, convenient, walkable! 一週間で300ドルになり、一泊だと4…

住所不定になりました:メキシコシティにて

メキシコシティは最高だ。 だが、しかしこれはもしかしたらブエノスアイレスに2年住んだ反動という可能性もある。 想像してほしい。 あなたが2年住んだところよりも、食事もバライティに富んでおいしく、ちゃんとした日本食屋もある。そして物価も安い。さ…

この日本にひそむ悪意について:アミーゴ文化との違い

日本に帰ってきてから何度なく「どうしてブエノスアイレスに住んでいるのか?」と訊かれる。それはそうだ。ブエノスアイレスの生活を訊かれると、「治安は悪く、サービスの質は最低で、物価は日本よりも高い」ことに言及せざるを得ないからだ。 職人のいない…

日本の地方都市が持つ大きな可能性について

今回の旅では常にどこか行くたびに、「ここには住めるか?あるいは住みたいか?」という観点から見ている。そういった意味では、今回行ったなかでは、スペインのバルセロナ、それにグラナダがポイントが高かった。 しかし、日本に帰国してから、北海道、関西…

深慮遠謀とは:経営者としての自覚について

マニラで一番の繁華街であるマカティ地区にあるワタミにワンズワードの先生一同勢揃いして、パーティーを開いた。 時々、ふと、どうしてワンズワードの先生方はどうしてこうも美人やかわいい人たちが多いのかと思う。けっして顔で選んでいる訳ではないのに・…

フィリピンの明るい未来

ブエノスアイレスを発って、何カ国、いくつの都市を旅しただろうか? ポルトガルのリスボン、それにポルト、そしてスペインのバルセロナとグラナダ、フランスのパリ、イギリスのロンドン、最後にクロアチアのドゥブロヴニク、スプリト、ザグレブ、もちろんあ…

クロアチアの最高の場所:プリトヴィツェ湖群国立公園

今から、ワンズワード主催の会員様パーティーなのですが・・・・・ (Kristin先生、Beejay先生、Shawie先生参加のパーティーです・・・・長い戦いに勝ってよかった) ふと、気がついたらクロアチアで最後に行ったすばらしい国立公園であるプリトヴィツェのこ…

そこには絶対に負けられない戦いがあった:フィリピン人の日本の短期滞在ビザ取得

それは優雅にスペインのグラナダでタパスを楽しんでいる時に起こった。 その日の夜にはバルセロナを経由して、クロアチアのドゥブロヴニクに行く予定だった。ただ問題はバルセロナには深夜0時に到着して、その日の朝8時バルセロナからにドゥブロヴニク向か…

クロアチアのスプリトにて:モンサントと世界一周を思う

スプリトはクロアチア第二の都市である。 第二の都市というのは、たいていの場合見過ごされがちだが、スプリトにいたっては、驚くほど観光資源が多く、街全体もばっちりと世界遺産に登録されており、また海に面しているのでエメラルドグリーンのアドリア海も…

アドリア海の宝石:ドゥブロヴニクにて

もう7,8年も前に、とあるフランス人の女の子に「クロアチアの海はとても綺麗!アドリア海って言うんだけど、素晴らしいリゾート地がたくさんある!」と言われて、ずっと気になっていた場所だった。 そのあと複数の人から「クロアチアはアツイ!」という話…

それでも世界は回る:グラナダにて

グラナダには一週間近くいた。 なぜなら、そこにはタパスがあったから。 もちろん、タパスはスペイン全土にある。タパスとはスペイン料理の小皿を指すのだから、当たり前だ。 しかし、だ。 グラナダのバルに入って、ビール一杯でも注文しようならば、タパス…

ロンドンにて:マリアのこと

コロンビア人のマリアとは15年もの付き合いになる。 ロンドンに住み始めて、すぐにマリアとマリアの当時の彼氏であるセバスチャンが僕の住んでいるフラットにやって来て、一緒に住み始めた。僕たちはすぐに仲良くなり、毎日のように3人で出かけて、楽しい…

パリにて:サイモンと枝魯枝魯

パリには何回来たのだろう。 初めて来たのがヨーロッパを旅した18歳の時だから、それからおそらく少なくても3、4回は訪れているはずだ。 だから今回のヨーロッパ旅行では、特に来る予定ではなかった。しかし、たまたま友人がパリ留学をしており、せっか…

バルセロナにて:フランソワのこと

バルセロナには3日いた。 最後にバルセロナに来たのはもう20年近く前だ。 その頃に比べると、あまりに自分の状況が変わりすぎていて比べようもないが、それでもマドリッド、それにバルセロナと旅した20年前ですら、バルセロナのほうが断然いいと思った…

最高の休日:リスボンでの日々

ポルトガルと聞いて、ピンと来る人たちが日本にどれだけいるだろうか? サッカー好きならば、「クリスティアーノ・ロナウド」という名前は挙がるだろうし、歴史オタクならば「フランシスコ・ザビエル」の名前が挙がるだろう。 (ザビエルくんは本当はスペイ…

世界一周航空券の世界一安い購入方法:ブエノスアイレス発

今年の1月2日に買ったはずの世界一周航空券が、なぜかクレジットカードの決済が降りずに買えておらず、右往左往したが、結局燃料サーチャージ込で3400ドル弱で購入でき、ある意味「世界一安い世界一周購入」と相成った。(通常スターアライアンスの一…