今回のインド施術会の最大の目的はラジャスタンのマハラジャに謁見することだった。だからきちんとアポイントが取れるかどうか最後までみんな気が気でなかったと思う。(特にインド人のコーディネーターさんは大変なプレッシャーだったかと・・・・)
だが我々、施術者は与えられたタスクをこなすだけで精一杯だった。1日目と2日目はかなりの数の施術をこなしたが、3日目はフォートと呼ばれるメヘランガール城塞での施術だった。そこで勤務している方々を対象に施術したので、村での施術よりかなり余裕があった。
ここでもやはり石畳のせいか膝痛の方々が目立った。石畳を上を歩くのであれば、しっかりインソールが入った靴ではないと厳しい。ヨーロッパやインドでは昔から石畳が多かったので、膝痛が多かったのではと推測される。
(観光地だけど、我々には全く関係なくただひたすら擦っただけだった・・・・)
(インドの犬の施術は大変だった・・・・嘘です、しておりません。)
そして、夜は宮殿ホテルのレストランで宴となった。
(隣がかの有名なマハラジャです!・・・・というのは冗談でマイボスです。)
そして、最終日。
この日はマハラジャのアポイント次第ということで、朝から待機だった。そこで施術者同士で集まって研修会を開いた。お互いの知見を交換するのはとても重要なことだし、このインドで何を学んだのか、さらに何が足りないのか整理する必要があった。
(ちなみにその前日には西村先生に研修をしてもらい、あんなことやこんなことを教わった。実際に西村先生の施術を受けたが、見事生まれて初めて青あざができました・・・・グロい。)
個人的には今後はインドの上流階級の方々相手に施術する機会が多くなると思うので、なるべく痛くなくさらに青あざもできなくて、効果抜群というようなテクニックを身につけたいと思っている。(痛くて効果的なポイントはだいたいわかるが、そこをなるべく痛くせずに攻めるやり方を探っていきたい。)
さらにコーディネーターの方々の尽力により、最終的には無事マハラジャとの謁見が実現した。
そして、なんだかよくわからない間に西村先生はマハラジャを施術して、そのあとせっかくだからフルボディをしてほしいということで別室で全身施術を行った。すっかりお気に召したマハラジャ様はぜひCS60チームを来年インドに呼びたいとのことだ。(この話が実現するかどうかは定かではありませんが、実現すれば今後の展開が楽しみです。)
かくして、インド施術会は大団円を迎えて、インド人もハッピー、マハラジャハッピー、日本チームハッピーみたいな感じで最後を迎えることができた。これもすべては今回のCS60チーム派遣に尽力していただいたCS60本部とコーディネーターの方々のおかげだと思っている。ありがとうございました。
来年からどのような展開になるかはまだ未知数だが、西村先生は常々早く海外に拠点をおきたいと言っている。よって海外展開は来年から本格化するのではと思っている。
私見だが、海外の方がCS60はメジャーになれる可能性があると思う。日本だと色々なしがらみがあって大変だからだ。ただ、もちろん日本発のCS60なので、本拠地である日本でもより一層広がっていくように最大限努力をしていきたい。
CS60を始めた時は、まさかこれで海外にいくことになるとは想像できなかった。それが実現した今、もっと想像もできないことがこれから起こっていくのだろう。最後に西村先生が「来年から面白くなるよ!(ニヤリ)」と言っていたので今からそれを楽しみにしている。