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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

第2回インド施術キャンプ 1日目について:インドの空

今回の1回目の施術キャンプは前回も訪れたジョドプルから車で2時間ほどの村だった。前回と同じく膝が悪い人たちが圧倒的に多く、次に腰だった。今回は1人5分が施術時間の目安だったので、次から次へとインド人を施術して治していった。

 

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今回、撮影はなかったので、朝から夕方までひたすら施術をした。体力的にきついかなと思ったが、前回のように炎天下のなかで施術をするわけではなかったので、意外と楽だった。

 

今回のインド施術キャンプでは施術者総勢10名、4日間で合計870名の施術を行った。よって、1日あたり20名前後の施術を各自行なっていた計算となる。だいたい1日5時間程度だったので、1時間あたり4名程度となる。

 

日本とは違って、ただひたする施術をして治していくので、ある意味心地いいリズムが生まれて、ランナーズハイならず施術ハイみたいな状態となった。英語が通じないのは前回の施術キャンプで学習済だったので、施術に使いそうな簡単なヒンディー語で彼らに語りかけ、次々と施術をしていった。

 

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(マスター西村は、インドの風景がよく似合う。ランチの場所となったマハラジャの別荘にて。)

 

僕たちはただひたすらCS60で施術を行い、次々と来るインド人たちをできる限り治していった。その先に何があるかはまだ分からないし、考えても仕方のないことだ。彼らから施術代をもらっているわけでもなく、日本からの渡航費用や滞在費用を考えると莫大な費用はかかっている。

 

それでも、今までCS60なんて知らなかったインド人たちが、特になんの説明も受けずに施術を受けて、痛い思いをしながらも納得顔で帰っていくのを見るのは、とても感慨深かった。

 

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(チームメンバー全員で記念撮影・・・・何人か見切れているのが残念。)

 

インドの郊外にあるこんな小さな村に外国人が来ることは通常ありえない。20歳の頃にバックパッカーとしてインドを旅をした経験のある僕にとっては、とても不思議な体験だった。

 

この施術キャンプに参加するたびに、今まで自分がインドに抱いていた印象が覆されるのを感じる。以前の印象ではインドの人々は旅人を騙したり、ぼったりするのが当たりだったが、今では全く違う印象をインドに対して抱くようになった。

 

何も彼らが変わったわけではないが、彼らの人間性の違う部分を見ることができて、とてもいい経験になったと思う。

 

インド人意外と素直かも!

 

なんて能天気に考える日が来るとは20歳の頃は思っていなかった。やはり年を取るのはいいことだ。