昨日、お母さんに連れられて目黒に施術を受けに来た13歳の男の子に「兄弟みたいだね!」となぜか言われたピチピチのおっさんです。
今年のお正月には3歳児に「おいで!」と言われている身としては、ヒエラルキー的には兄弟の下の弟路線もあるのではと、戦々恐々としております。(3歳児には飼い犬よりはちょっと上程度の立場と思われている節もあったので・・・・・、だいじょうぶか、おれ。)
そんなこんなで先月は仙台での習得会のあと、山形の不忘閣に宿泊して、本物の源泉と素晴らしい料理を堪能してきました。そして、今後本物の源泉を回るために、自動車免許を取得することにして、本日無事合格しました。(19歳から留学したので、自動車免許を取るタイミングを逃して今日まで来ました・・・・ようやく!)
同じ検定車には教官のほか3名の同乗者がおり、彼らと一緒に検定を受けたのだが、自分の番は2番目だった。しかし、あろうことか1番目の女性が検定で緊張しまくって、一発アウトを叩き出してしまった。
一応、最後まで走りきったのだが、後ろの席に移ったタイミングで泣き出してしまい、車内には彼女の泣き声と悲しみが充満するなか「検定スタート!」となった。
ハプニングはそれだけで終わらず、横断歩道で待っているときに救急車が後ろから来て、やり過ごすことになった。やっと通っていったと思ったら、ものすごい勢いで自転車が横断歩道に突っ込んできて、それもうまくやり過ごした。
やれやれと思いながら、走っていると、逆車線に自転車が信号のない横断歩道で待っているのが見えて、止まって通してあげた。(ちなみに一人目の女性は、これで行ってしまい一発アウト。)
ほかにも右折するタイミングで反対車線の先頭車が大型車で交差点真ん中に止まって、右折のタイミングをわかりづらく、恐る恐るいったり・・・・15分程度の運転時間にハプニング盛りだくさん。
合格発表のときには、担当の教官から、「私の教官人生のなかでも、これだけ多くのハプニングは初めてです!それでもよく受かりました!」とお褒めをいただいた。
教習所に通い始めたのは10月からだが、辛く長い戦いだった。休みのすべてを教習所通いに費やしたので、この期間は全く休みのない日々だった。
運転自体は楽しいのだが、安全確認の基準が非常に厳しく特に巻き込み確認は徹底的に教えられた。それ自体は素晴らしいことなのだが、巻き込み確認をしているあいだに前方の状況も動いており、こちらはヒヤヒヤもんだった。
そして、卒業前には学科がすべて終了してから、効果測定という学科試験の集大成的なテストを突破しないといけない。当然、練習問題が用意されており、100点満点のうち90点で合格なのだが、10回やっても1回も合格点を突破できなかった。
10回やっても、知らない問題が2,30個もあり、点数も85点程度までしかいかず、焦った。もうやけくそで一回受けてみようと思ったら、奇跡的にギリギリの90点を叩き出して助かった。
自動車の運転や交通ルールが難しいのではなく、日本語のレトリックや論理的にどう考えていいかよくわからないひっかけ問題ばかりで、頭が痛くなった。
なにはともあれ教習所は無事卒業できたので、来週中に本番の学科試験を受けて、晴れて免許取得となる。
日本国民だったら、ほとんど誰でも持っているような資格なのでナメていたが、教習所を卒業するのはすごく大変だ。(ちなみに昔はもう少し簡単だったらしいが、今はとても厳しくなったらしい。)
とにかく1番嬉しいのは、このストレスフルな日々から開放されることだ。1ヶ月半ぐらいで一気に取ったが、週1回づつとかだったら絶対これは落ちるだろうなと思う。(運転も学科も何もかも忘れそうだし・・・・)
来年からマイカーで全国の源泉を回ろうと思う。
それが今から楽しみだ。