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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ディクテーションで覚える ビジネス英語必須パターン123

献本御礼。

ビジネス英語を書かせたら日本一と言われる日向清人先生の本です。 さすがの安定感ですが、この本が画期的なのはパソコンでできるアプリと組み合わせたことかと。

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ディクテーションは英語の学習方法としてとても優れているが、正直面倒くさい。それがこのアプリを使うことによって、すべて解決される。すぐに正解か不正解か分かるし、文章を何度でも聞き直すことも可能だ。ご丁寧に日本語訳も付いているので、初心者でも安心だ。

ビジネス英語は決まったシチュエーションが多いので、丸暗記してしまえば、それなりにすらすらと文章は出てくると思う。ビジネスの場でやっかいなのは、話すことよりも相手の英語を聞き取ることなので、それについてのヒントも掲載されているので、必見だ。

英文ライティングに関しても、「英語はどのように書くべきか」ということを懇切丁寧に書いてあるので、ぜひ読んでほしい一冊だ。

日本ではまだまだ「会ってなんぼ」のビジネス世界だが、世界ではわざわざミーティングなんかするよりはスカイプチャットするほうが早いし記録に残るのでそちらがスタンダードとなってきている。

だから、これからますます英文ライティングのスキルは重要になってくるだろう。

こうしてディクテーションのアプリでじっくりと英語の文章を聞くと、ほんと英語では子音なんてほとんど発音しないのだなと思う。だから、子音は聞き取ろうとするものではなく、文章の構成、あるいは定型句などの固まりでまとめて覚えて判断するしかない。

(ちなみにスペイン語はしっかりと子音は発音しますが、rとLをきっちり発音できないと厳しい言語です。「No pienses, el corazón tiene la razón」のような文章は特に。)