Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

これからは非ネイティブによる英語が世界の主流になる

かなり違和感があるなと思ったので、なぜか検証してみた。

英語はやっぱり上手くならない?

今世界で話されている英語の多くは、非ネイティブによる英語だ。 その世界では、無料のものはフリーだし、チップはTipだ。絶対にcomplimentaryやGratuityなんて言葉は使わないだろう。 (もちろん、単語として知っておく必要はあるが、それでもやはり使わない。特にチップは万国共通でTipだ)

夕方、人と別れる時、グッドナイトと言ってしまうのですね。グッドナイトは狭義としてはベッドに行く前に使う感じですので、夕方ならhave a good eveningが妥当だと思います。

これは関係性と別れる場所にもよるが、友達から「Have a good evening!」なんて言われると、「なに、こいつすかしているんだ」と思ってしまう。例えば、一緒のマンションをシェアしていて、自分だけがその夜外出するならば、「Enjoy!」とか「Have a good time!」となるだろうし、夕方そとで友達と会って別れるときならば、「See you soon!」で済ますことが多いと思う。

また非ネイティブやネイティブの友達から、「Good night!」と言われたら、「You too!」と返すだろう。

コミュニケーションが成立している限り、別にそれで構わないと思う。もちろん、英語圏に行ったら、そこでよく使う言い回しを勉強して使う必要があるが、そこでの英語が正しくても、ほかの場所に行ったらべつの言い方をする必要があるのは筆者が指摘している通りだ。

人はおせっかいな生き物だ。 だから、自分が正しいと思っている言い方やをやり方を教えたがる。

例えば、自分はスペイン語をアルゼンチンで学んだが、メキシコに住んでいるときはメキシコで使う言い回しを使ってスペイン語を話さないと、いちいち直された。彼らいわく、「アルゼンチンでは正しくても、きみは今はメキシコに住んでいるんだから、メキシコのスペイン語を話すべきだ」ということらしい。

イギリスで英語を習って、アメリカ南部に住み始めてもずっとその習ったイギリス英語で話していたら、「あいつ、ちょっと頭おかしいぞ」と言われる可能性はあると思う。人間その環境に溶け込む努力をする必要がある。

そして、英語の場合、前提として「非ネイティブの英語」が世界では主流になりつつあるということだ。だから、イギリス人やアメリカ人などのネイティブスピーカーが自分の国でしか通用しない英語は是正されるべきであり、そんな英語は彼ら同士で話していればいい。

ではどうすればよいのか、ですが、とにかくしゃべり続ける、聞き続ける、書き続ける、読み続ける、これにつきます。それこそ、スカイプ英語でもよいし、英語圏の人とメールするのもよいでしょう。電話やメールでは状況を伝える手段が言葉だけですから実際に会うよりもはるかにハードルは高くなります。

人間、実際会うと言葉ができなくてもコミュニケーションが成り立ってしまうことが多い。 だが、今では実際に話すことよりはメールやSMSでのコミュニケーションが多くなった。だからこそ、逆に話すよりも「書くこと」ができないとコミュニケーションが取れない。

英語を「正しく話す」ということは各国で異なるが、「正しく書く」ということに関しては万国共通だ。正しい文法、正しい語順、それらはひとつしかない。だから、まずは書けるようになり、それからそれを言葉として話すことが「外国人と英語によるコミュニケーションを成立させる」近道だと思う。

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