Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

なぜマンツーマンレッスンで50分?

オンライン英会話スクール業界では、通常のレッスンはすべて25分で行われる。もちろん、なかには2コマ取れるスクールもあるし、アップグレードすれば続けて2レッスン取って50分レッスンにすることは非常に容易だ。だが、実際はほとんどの人が25分のレッスンを受講しているのが現状だ。

しかし、ワンズワードオンラインを始めるとき、僕は1コマ50分にこだわり、25分のレッスンを設けなかった。フィリピンの先生からも反対にあったし、周囲も「25分1コマにして、取りたい人が2コマ取れば同じことだよね?」と言われ誰一人として賛成しなかった。

どうしてそれほど50分1コマのレッスンにこだわったかと言うと、下記の理由からだ。

1. 普段、英語を話す環境にない日本人学習者にとって英語を話すということはかなりの労力がいる。10分、15分ぐらいはウオームアップの時間が必要であり、25分で区切ってしまうとせっかくこれからというときにレッスンが終わってしまう。

2. 先生の質に絶対の自信があるので、時間が長ければ長いほどその良さを明確に示せる。特に「ただ英語を話すだけ」の人を先生として雇っている場合、彼らが50分のレッスンをきちんとこなせると思えず、うちの厳選された優秀な先生たちのレッスンを受けてもらえればその差を実感してもらえる。

3. 先生にとっても25分という時間は短すぎ、詰め込みすぐになったり、フリートークとレッスンのバランス配分が難しく、消化不良になる可能性が高い。

4. 哀しいかな、人間は必要に迫られないと努力をしない生き物だ。25分のレッスンを設けてしまうと、そちらのほうに流されてしまい、レッスン効果をそれほど見込めない細切れのレッスンを受講することになってしまう可能性が高い。(推薦文を書いていただいている関西大学の竹内先生もおっしゃっていたが、言語習得において重要なことは「自由度」ではなく、「必然性」なのだ。多少の強制力を持って努力を強いないと、上達しない。ただそのかわり、ボーナスレッスンというご褒美でもって、それに報いようとはしている)

ワンズワードオンラインを始めるにあたり、多くのオンライン英会話スクールを受講してみたが、上記に挙げた理由がある程度自分なりに実証できたので25分のレッスンを設けなかった。

最初は先生たちも懐疑的だったが、多くのブログで50分レッスンの充実度が語られ、彼らもようやく理解してくれた。

http://alcom.alc.co.jp/users/106720/diary/show/96337

上記ブログでもその良さが語られ、早速先生にも情報共有し、自分たちがただのスクールではなく、非常に評判のいい良心的なスクールに働いていることを自覚してもらっている。

人に何かを「教える」という行為はとても尊いことだ。自分には到底できないそのような行いで確かな評判を築いている彼らを僕はとても尊敬している。

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習情報へにほんブログ村 英語ブログへ