Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ワンズワードオンラインの会員数と新規サービス

ワンズワードオンラインの会員数は今、ちょうど65名だ。
これが多いとみるか少ないとみるかは見方によるが、今年の1月から実質4ヶ月あまりの実績としては悪くない生徒数だと思っている。だが、それよりも何よりも現在までに退会者が1名のみという、高い顧客満足度と定着率が嬉しい。

ワンズワードの一番の財産は、質の高いレッスンを実施している先生たちと、その価値をきちんと理解してくださっている生徒様だ。それをサポートできる仕組みを、サイトで構築できないかと思っている。

うちで英語を勉強している方々は、学習意識とモチベーションがとても高い。そのような方々が自分たちの勉強法や情報を持ち寄り、お互い励まし合えるような仕組みを作りたい。当初は、グループレッスンやオフ会などでその役割りを果たそうと思っていたが、ウェブ上でも「かゆいところに手が届く」ようなサービスを展開できないかと思っている。

mixiツイッター、FACE BOOKなど様々なソーシャルメディアが存在し、ウェブ上でコミュケーションを取る手段はすでに確立されている。だから、それほど負担にならず、それらのソーシャルメディアが提供できない「ピンポイント」の情報を提供する必要がある。

難しいお題だが、やり甲斐はある。当初は語彙テストなどの学習コンテンツを提供する予定だったが、生徒様の反応を見ると、どうもそのようなサービスよりはとにかく「質の高いレッスン」を維持かつ向上して欲しいという要望が多い。それを実現するには、互いをサポートするようなフォーラムを構築するのが一番なのでは考えを改めた。

あとは新しい先生の採用がうまく行けば・・・・・・・最近はほとんど最終面接に到達する先生がいない。一次面接の採用基準が厳し過ぎるのではと思うが、当然言い出しっぺの自分からフィリピン側のスタッフにそう伝えるわけもいかず、悶々としている。また5月10日に大統領選があるらしいので、それで現地はばたついているらしい。

フィリピンも政治さえ良くなれば、発展途上国から抜け出せるのだが、まだまだ道のりは遠そうだ。

そういえば、昨日JOY先生と話をしたら「日本では常識的なことでも、フィリピン人はまだまだそういったことが出来ない人が多い。SKYPE面接のための時間を決めるために電話しても、折り返し電話すらかかってこないことが多いわ。こちらが採用する側なのに」とこぼしていた。政治が変わり、教育水準が上がればそのようなことは解決できるのだろうか。個人的にはこれはただの南国気質のような気がする。そのなかで高い向上心を持った人だけを採用するとなると、それは難しいはずだ。

何もしなくても生きている国で、なにかをしないといけないときに、自分を律して行動出来る人はかなり限られる。

なんだか最近は、先生採用も哲学的になりつつある今日この頃だ。