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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

韓流ファンに学ぶ英語上達の秘訣

以前、仕事の関係で韓国語を習うことになり、マンツーマンのプライベートレッスンを3ヶ月ぐらい受講したことがある。そのうち、仕事は頓挫し韓国語を習う必然性はなくなったので、韓国語の勉強もストップしてしまった。

ある日、授業が終わった時、ふとほかにどのような人が習いに来ているのか興味を持って、先生に聞いてみた。すると「ほとんどが主婦です、それも韓流ファンの主婦です」という答えが返ってきた。

興味本位に「その方たちの韓国語はどうですか?」とあまり期待せずに聞いてみた。すると、「すごいです。みなさん週一回しか受講しませんが、ほとんどの方があっという間に韓国語を話せるようになります」とのことだった。

毎日のように韓流ドラマを見て、彼らが何を言っているのか理解するためにリスニング勉強をし、彼らに会ったときに気持ちを伝えるために音読練習に励むらしい。

「すごいよ、あなたたち」と感服した。

このような情熱を持って、英語を学べばきっとあっという間に上達するのだろう。小手先のテクニックやメソッドなんてどうでもよく、自分自身のなかでいかに必然性を持ち、それを持って学習に取り組むのが、語学をマスターするコツなのだろう。

ただ漠然と「英語を話したい」と思っている人は一生上達できないが、イ・ビョンホンと会ったときにどのようなことを伝えたいかをリアルに想像して、一生懸命取り組めばあっという間に韓国語をマスターできるのだ。

ビジネスの世界では「ゴールを明確にする」ということが重要だが、言語習得でもこれは当てはまる。そして、そのためにどのようなことに取り組めばいいのか、計画を立ててひとつひとつ取り組むのが重要だ。

だからと言って好きなハリウッドスターを無理に作る必要はない。だが「TOEIC〇〇点突破!」というゴールよりも、もっと夢のあるゴールを設定し、そのために打ち込むほうが長続きするのではないだろうか。

僕自身はというと、世界を旅するときに英語を使ってコミュケーションを取って、色々な国の人と話がしたいという明確なイメージがあった。これは人それぞれなので、自分次第だがいずれにせよ「ゴールを明確にイメージし、毎日勉強する」というのが今のところ、言語習得のために唯一の公式だろう。

それを手助けために優秀な先生が必要であり、孤独になりがちな学習者のためにも悩みを分かち合えるようなコミュニティの形成が必要なのだ。特にコミュニティの形成というのは、どこのスクールもあまり真剣に取り組んでいないので、今後ワンズワードオンラインの独自のサービスとして提供していければと思っている。

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