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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

e-learning教材の有効活用とセヴァン・スズキ

以前、とある大学の先生とお話しさせていただいたときにパソコンを使ったオンライン英会話やほかのe-learning教材の話しとなり、その先生は「語学学習はやはり顔と顔を付きあわせて、対面式でやるのが一番だと思います」というようなことをおっしゃった。

うん、それ当たり前。

それがコスト面でも時間的にも出来ないから、オンライン英会話やほかのe-learning教材があるのだ。NHK白熱教室で人気沸騰しているハーバード大学のサンデル先生のような人を自宅に招いて、授業を行えればそれに越したことはないが、それが現実的ではないからビデオ配信をして、仮想授業に参加する。

日本の大学のe-learning環境が欧米に比べて遅れているのは、「e-learningとは」と言ったときにその定義が曖昧だからだ。語学系の教授たちは、あたかもe-learningが自分たちの職を脅かす存在と勘違いしているが、それは大きな間違いだ。

週一二回の授業を補足し、その効果をマックスに高めるためには、e-learningはとても強力なツールとなり得る。個人的に最も共感を覚えるのは、関西大学の竹内先生が提唱されている「授業の円環」という理論だ。(以前、ブログで紹介しました。詳しくはこちらです)

授業外でオンライン英会話やe-learning教材を使えば、授業で行ったことを補足でき、限られた授業の時間を有効活用出来る。巷には無料でとても優れたe-learning教材が溢れている。それを効果的に使用し、自分たちの英語学習に活かすべきだと思う。下記はその中でも代表的なe-learning教材だ。

1. ENGLISH CENTRAL

最新の音声認識エンジンを使って、オバマ大統領や映画の名台詞などでシャドーイング学習が出来る。

2. Lyrics Training

洋楽好きにはたまらない英語学習ツール。

3. LANG-8

無料でネイティブが英語添削を行なってくれる。

4. TED

世界的に有名な人たちが18分間でスピーチを行う。スーパークールなスピーチが無料で聞けます。

では最後に個人的に最もエモーショナルだと思うセヴァン・スズキのスピーチをご紹介します。

な、涙が止まらない・・・・・・このスピーチが行われてからすでに20年近く経過がしているが、世界はより良くなったのだろうか。全く変わっていないどころか、悪化しているように思える。いつになったら、本当に価値がありためになることを我々は行うのだろうか。

せめて自分たちの子供の世代には、より良い世界を残していきたい。