Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ワンズワード流のグローバル化への対応

ブエノスアイレスでは、スペイン語しか通じない。しかし、当然英語を話せる人はいるにはいるので、彼らを通じてアパートメントを見つけ、そしてスペイン語の個人教師を見つけた。

オンライン英会話スクールを経営しておいてなんだが、語学学校というのはあまり信用していない。語学学校そのものというよりは、グループレッスンでの学習効果を疑っている。グループによるレッスンは友だちを作ったり、刺激を受けたりするには素晴らしい場だが、こと学習効果についてはやはりマンツーマンレッスンより劣る。

(ワンズワードではほぼ毎日、グループレッスンを提供しているが、これを無料で提供しているのは、上記のような理由によることが多い。刺激を受けたり、同じ志を持った学習仲間を見つけるのにお金をかけるのは馬鹿馬鹿しい)

スコットランドで留学してときは何も分からず、とりあえず現地の語学学校に入学したが、最初の頃は下手な英語でもなんでも大声で質問するラテン系の人たちに圧倒されて、ほとんど一言も発せずにレッスンを終えるのが常だった。

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自分で言うのもあれだけど、けっこうシャイなほうなので、一人でひっそりとプライベートレッスンを受けているほうが性に合っている。全くのゼロからのスタートなので、まともに話せるようになるには1年以上はかかるだろうが、気長に取り組んでいこうと思っている。

今のところブエノスアイレスで通用するスキルは、英語しかないので、多くの物事は英語を通じてなんとか押し通している。現地の人には済まない気持ちで一杯だけど、仕方がない。

それでも英語だけは話せるようになっておいて良かったと思う。そもそも英語が話せなければ、「ブエノスアイレスに住む」なんて大胆な考えは浮かばなかったに違いない。ヨーロッパの言語の評価基準にCEFR(CommonEuropean Framework of Reference for Languages)というものがあるが、その指針として1+2というものがある。これは何かと言うと母国語+2つのヨーロッパ言語を習得せよというものだ。

英語で四苦八苦している多くの日本人にとっては、夢みたいな話しだけど、世界はもうそのような方向で動いている。ワンズワードでも英語だけではなく、スペイン語のマンツーマンレッスンを提供することも検討している。そして、今のサイトを完全に英語化し、世界のスピードに合わせて成長していければと思っている。(きっと日本のほかのオンライン英会話スクールは、多言語を手がけるときはまずは中国語が基本だと思うけど、スペイン語というのがいかにもうちらしくいいのではと内心思っています)