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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

語学を習得することとは:終わりなき道

スペイン語の接続法を勉強し始めて、三週間以上経っているが、当然のように全く使いこなせていない。

スペイン語の接続法

上記によると接続法とは下記のようなことを指す。

1.現実と正反対の事柄を表現する場合

2.疑わしい事柄、事実であろう事柄を表現する場合

(これって、分かりにくい。ようは「客観的な事実ではない場合」は接続法を使うということだ)

3.希望、含意、または可能な状態、行為への命令を表現する場合

4.可能な状態もしくは行為に関する感情を表現する場合

日常生活で上記に当てはまるシチュエーションは山ほどあるので、これを使えないと話にならないのだが、コンセプト自体が英語にも日本語にもないので、慣れるまでにものすごく時間がかかるだろう。

ずっと今まで文法とそのエクササイズばかりをやってきたが、最近はそれよりも実際にそれらを使って会話することに力を入れている。よって文法の勉強中心のメルセデス先生のレッスンは週三回に減らし、ゆるキャラのロレーナ先生と週二回レッスンをし、さらにもう一人の男の先生であるマテアス先生とのレッスンを毎週土曜日にこなしている。

スポーツでも音楽でも語学でも、それらを習得するためには集中して時間をかけるほうが効率がいい。だから逆説的な言い方だが、「勉強したくなければ、集中して勉強したほうがいい」と言える。

それでも1年や2年勉強しないとどうにもならないので、気長にあまり期待をせずに勉強するしかない。

こっちで知り合ったアメリカ人にこのようなことを言うと「よくそんなに勉強するね!」と言われるが、きっと彼らは外国語を習得したことがないからイマイチそれがどのようなことか理解出来ていない。

語学の勉強に終わりはない。きっと一生涯、完璧と言える英語もスペイン語も話すことはないだろう。だからこそ、謙虚に粛々と今やるべきことをやるしかない。