Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ブエノスアイレスで過ごす12月の夏

ブエノスアイレスの今日の気温は35度。

暑くて死にそうだ。

それでも日本のジメッとした夏よりも空気が乾燥しているので、まだ過ごしやすい。

(こんな素晴らしい気候でも、こっちの人たちは文句を言っていますが・・・・一度、自分の生まれ故郷である京都のような盆地で一夏過ごすと、ブエノスアイレスの天気の素晴らしさを理解するだろう)

メキシコ人の友人アビマエルが去ってから、今度はアメリカ人の友人マイクが家に居候している。彼はマンションの契約が先週に切れてしまい、友人の家を転々とすることになり、最終宿泊地が我が家となった。

アビマエルのときは24時間アテンドしていないとダメだったが、マイクはもうブエノスアイレスに住み始めて4年ぐらい経っているので、特にこちらから何もする必要はない。

一緒に御飯食べて、近所にビールを飲みに行って、与太話に花を咲かせる・・・・そんな毎日だ。

Duck_mike

(近所のチャイニーズレストランで、北京ダックを食べました。うまかったけど、量が多すぎる)

Nike

(近居のナイキショップ。世界で一番美しいナイキショップかもしれない)

Tango_2013

(そして、タンゴ三昧な日々・・・・・)

この生活からまたメキシコシティの騒がしい日々に戻るのは、大変かもしれない。ましては東京のような大都市で、忙しく毎日を過ごすのには、リカバリーの時間がかなり必要だろう。

ブエノスアイレスは一年のうち2、3ヶ月くらい過ごすのには最適な街かもしれない。

この街で2年暮らした日々と較べて、今回のように2ヶ月と決めて過ごす日々は気分的に楽だし、居心地がいい。

ブエノスアイレスでしか出来ないことに集中して取り組むし、それはそれで刺激的な毎日だ。2月にはまたメキシコシティに戻るが、メキシコシティでも行く前から、どれくらい滞在するか決めてから行くともっと充実した日々を過ごせるかもしれない。

(おそらく、今回は2、3ヶ月程度だと思っているが)

相変わらずインフレは続いているし、クレジットカードは使えず、すべて現金払いだし、さらにドルのレートについて一喜一憂する日々だが、それでも悪くない毎日だとは思う。

(アルゼンチンでは公式レートと闇レートで2倍くらいの差があり、外国人は皆闇レートで換金している)

これから先、きっと自分のように場所を選ばない仕事をする人たちはもっと増えていくだろう。そうなった時にメキシコシティや東京のような大都市よりも、ブエノスアイレスような「都市のような田舎」に住むことを選ぶ人は増えるだろう。

人と人とが余裕を持って接するスペースがあって、刺激的なナイトライフがあり、素晴らしい天気に恵まれている。ただ蓋を開けてみれば、問題だらけ・・・・・しかも、そのほとんどの問題はすべて人的要因だ。

この国では多くの矛盾は抱えているが、一夏過ごすにはとてもいいところだ。

仕事に疲れたら、ふらっとこの地にやってくるといいかもれない。

来年一年は、色々と大変なこともあるかもれないが、またふらっとこの地にやってきて、しばらく過ごしてみたいと思っている。

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