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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

戦争、起業、これから、そして仕事について

今日、朝起きたら、ふと戦争のことについて思いを馳せた。

なぜかは分からない。

人は物事の規模を大きくなると、本当の原因を見失いがちだ。

だが、同じ現象や物事を規模を小さいものにすれば、物事はシンプルになる。

たとえば、戦争は喧嘩に例えられる。

なぜ、人が喧嘩をするのかというと、根本的な原因は「喧嘩をしたい人間が喧嘩をする」ということに突き当たる。両者が本当に喧嘩をしたくなければ、いくらでも解決策は考えられるし、喧嘩を回避することはいくらでも可能だ。

だが、人は喧嘩をするし、争い事は絶えない。

世の中の大義や美談なんて、所詮は後付で、たいていそこには多くの人の欲望や支配欲が渦巻き、最終的に権力を握った側の美談に仕立てあげられる。

戦争も原因を突き詰めて考えると、「戦争をしたい人間が戦争をする」という実にシンプルな原因にぶち当たる。

大量殺戮兵器が中東の国にあるとでっち上げては、爆弾を落とし、そして結果的に軍需産業は潤い、それらの企業に支援を受けた政治家は利得を得る。ほかにも適当に領土問題を持ちだしては、国内の問題をそらして国民からの支持を得ようとするアジアの国もある。

物事の裏側には必ず、その物事を支配したい人たちの思惑が隠されており、「同時発生的に、あるいは自然発生的に物事が起こる」なんてことは存在しない。べつに陰謀説でもなんでもなく、世の中の出来事はそのように起こる。

たぶん、これから世の中の出来事は加速度的に早く起こり、当事者の我々は一体何が起こっているのか分からなくなるかもしれない。そのときは、物事をシンプルに、もっと小さいことに移し替えて考え、本当はどういうことか考えた方がいい。

例えば、アベノミクスに代表される円安で一体だれが得するのか?

インフレなどになって、本当に国民は得するのか?

本当にインフレになったところで給料は上がらず、息抜きに海外行こうにも円安のせいで高くていけず、閉塞感がある世の中になるのが関の山だろう。

アベノミクスで本当に得するのは、今期に過去最高益を記録するのではと言われているトヨタなどの大企業と株価が高騰したおかげで儲かった大株主たちだ。それを一般の人々が喜ぶべきことか、きちんと考えたほうがいいと思う。

現代の戦争は見えないところで始まっており、気が付いた時には身ぐるみ剥がされている。

個人で国を相手に戦争をしても勝ち目はないので、逃げるというのもひとつの手だ。あるいはもっと効率よく戦うことも考えられるし、相手の裏をかくことも視野に入れるしかない。資本で勝てない場合は、ほかの戦い方を考えるしかない。

今、自分が20代だったら間違いなく英語を習得して海外を目指すだろうし、30代でも40代でもいつでも独立出来るように準備をする。

(別に起業を無理に薦めないが、自分の持つスキルを金銭的な価値に置き換えて、それらを組み合わせて副業することを考える)

世の中の仕事は加速度的に減ってきており、これからもそれはもっと進むだろう。

そうなったときに自分がどうするか、きちんと準備をしていきたい。