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旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

ローマへと:イタリアンマスターを目指して

今日はウィーンからローマへと向う。 ウィーンには5日間ほどいた。さすがに世界一暮らしやすい街にも選ばれたことがあるだけに、生活レベルは高い。

ウィーン

だが、意外だったのはブダペストよりはあまり英語が通じなかった。 何人かのオーストリア人とも話したが、やはりブダペストハンガリー人に比べると、彼らの英語力は低く感じた。

ヨーロッパ、英語力 (引用元:http://www.efjapan.co.jp/epi/archive/v2/europe/

上記によると、ヨーロッパの6位がオーストリアで7位がハンガリーとある。いずれにせよ高い英語力を誇っているが、これから行くイタリアは予想通り、英語力は低い。オーストリア人はおそらく普段はドイツ語でばかり生活しているので、たまに外国人と会っても英語で話し慣れていないから、そのように感じたのかもしれない。

ハンガリーでは、ハンガリー語を知っている外国人は圧倒的に少ないので、外国人とは常に英語で話すだろうから、彼らのほうがより英語の運用能力が高いのかもしれない。もちろん、それは数字には現れないだろう。(EPIにはスピーキングのテストは含まれていないので、その結果は反映されていない)

ヨーロッパの言語教育には+2という考え方があり、母語とそれにもう2つの言語習得を奨励している。一カ国語は当然、英語が主流だろうが、もうひとつの言語はドイツ語、スペイン語、それにフランス語あたりが一般的なのだろう。

今日、会う予定のイタリア人の友人フレデリックは母親がドイツ人なので、当然ドイツ語も話し、それにイタリア語、スペイン語、英語を話す。完璧な英語を話すよりは、複数の言語を話せるようになったほうがはるかに人生に恩恵があることは間違いない。

今回の旅のテーマは特に決めていないが、イタリアには長く滞在して、なるべくイタリア語を勉強しようと思っている。今のレベルは超初心者だが、文法などはスペイン語とほぼ同じなので、あとは語彙を入れ替えればいいだけだ。その語彙も似たような語彙がたくさんある。 (ポルトガル語も3ヶ月ほど毎日勉強したが、イタリア語のほうがよりスペイン語に近いというのが個人的な感想だ)

半年間ぐらい毎日勉強すれば、かなりのレベルに到達するとは思う。そこまでのモチベーションを築くのが辛いが、ポルトガル語が中途半端な結果に終わったのでイタリア語はもっとまじめに勉強してみようかと思っている。

イタリア語をマスターしたときにスペイン語とどのように脳内同居するのか、少し興味がある。これだけ似たような言語だと混同する可能性も高い。英語とスペイン語の使い分けは今のところ問題ないが、これにもうひとつの言語が加われば、それはそれで面白い化学反応が起こるかもしれない。

ワンズワードのポリシーとして自分がマスターしていない言語を扱わない予定なので、自らその実験台となって、色々な言語をマスターして、うちで取り扱う言語を増やしていければと思っている。

趣味と実益を兼ねて、これからも新しい言語の習得に励んでいきたい。