Keep My Word

旅とタンゴをこよなく愛する。カラダナオル創業者。

戦いのあとに残るのはただのどうしようもない疲労感だったりする

昨年の8月末より進めていたリニューアルを昨日アップした。

http://jp.oneswordonline.com

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デザインはアルゼンチン人に一任し、また開発はインドの会社に受託した。 しかし、このインドの会社・・・・・最終的には殺意と敵意を覚えるまで関係が悪化した。たぶん、先方はなんとも思っていないとは思う。なぜなら、それが彼らにとっては当たり前のことだからだ。

今後、インドの会社に受託するために多くの死屍累々が連ねることだろう。そのために一応、気をつけるべきことを書き記していきたい。

1.脅迫しないと仕事をしないと思え!

一応、自分では割りと穏やかな人間だと思っている。しかし、彼らはこちらが下手に出ていると、いつまでたっても仕事をしない。どんなに罵詈雑言を浴びせても、正直たいしたことは期待できないが、彼らの一番のプライオリティはお金だ。

だから、絶対に先払いなどしてはいけない。

最終的に支払うことで問題が解決出来る事はあるが、最後の最後までそれを引き伸ばすことが得策だ。そうしないと、いつまでたっても仕事を終えることが出来ない。

2.人の話を聞かない。

これは海外の会社と仕事をするときに常に思うが、まず自分の先入観を優先させるので、こちらが懇切丁寧に教えても人の話を聞いていない。

3.自分が常に正しいと思っている。

これは今まで多くの外国人と一緒に仕事をしてきたが、彼らほど頑固でこちらのことを訊かない人たちは初めてだった。たしかに技術力はあるが、これだと自分の10の圧力と努力に対して1の仕事しかなすことが出来ない。

辛い。

4.納期は守らない。

「明日」「ASAP(as soon as possbileの略)」「あと30分であげるから!」etc......

なぜ、守れない約束をこれほどするのか分からないが、いちいちイラつく。 特に今回は昨年の12月からほぼ毎日のように、「明日、サイトは完成するから」とずっと言い聞かせられたが、最終的にサイトをアップしたのは1月10日だ。12月31日からは毎日のように喧嘩腰になりながら、夜中にスカイプで話して、脅し怒りながらここまで来た。

そして、未だに多くの表記ミスなどあるが、もうとりあえずアップして、ほかのエンジニアを雇って対処したほうが早いと思い、今に至る。開発を途中でやめて、すべてを投げ出したいと思ったことは何度もあったが、ようやくここまで漕ぎ着けた。

5.最後に。

ブエノスアイレス、メキシコと渡り歩き、日本に帰ってくるたびに日本人の仕事のクオリティの高さに驚愕する。デリバリーを頼もうとすれば、サイトから15分刻みで時間を指定出来るし、配達も当然のように当日配送が可能だ。レストランに行けば、何も言わずにお茶か水を持ってきてもらえて、どの料理もとてもおいしい。

天国かと思う。

このすべてはほかの国ではまず不可能だ。

ブエノスアイレスで引越し業者を頼んだときなど、前日に確認し、当日にも確認の電話をこちらかして、結局来たのは約束の時間の2時間後だったことがある。そのあいだ10回くらいは電話しただろうか・・・・・

とは言いつつも明日から自分はブエノスアイレスと向う。 仕事でもプライベートでも戦う毎日だが、今後はもっと生産的なことにこの大切な時間を費やしたいとつくづく思う。